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■コブ尾根(北アルプス)2018年9月22日〜24日 No.1164
コブ尾根で岩稜と紅葉を楽しむ
【登山者】Nさん、とっちゃん、Tjさん、隊長、うさぎ
【行程】
9月22日 鈴鹿5:00〜春日井〜みどり湖PA〜沢渡〜上高地14:30〜岳沢17:30 9月23日 岳沢4:30〜コブ沢取付5:20〜コブ尾根のコル8:10〜コブ11:30〜コブ尾根ノ頭13:50〜ジャンダルム14:00〜天狗のコル〜岳沢17:00 9月24日 岳沢7:00〜上高地9:40〜沢渡〜塩尻〜伊那〜春日井〜鈴鹿18:00

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プロローグ アルプスで紅葉の始まるこの三連休を楽しみにしていた山人は多い思う。ところが天気予報は芳しくなく、計画の変更を迫らた。ところが、金曜日に予報が好転したので急遽、今回の山行を決めた。北アルプスの紅葉と岩稜を目当てに岳沢に入った。
 岳沢ベースのバリエーションルートとして、ウォルター・ウェストンが登った奥穂高岳南陵と今回登ったコブ尾根ルートがよく登られている。どちらもブッシュや落石のリスクを加味すると残雪期の方が登りやすいが、紅葉のこの時期も捨てがたいルートだ。今回登攀したコブ尾根は、ジャンダルムの西穂よりのピーク(コブ尾根の頭)から派生する尾根。

  

 初日は午前中が雨予報だったの午後から入山し岳沢にベースを構えました。予想はしていましたがテント場は大盛況で、設営場所の選定に苦慮しました。午後からは天気が回復し、翌日のハードな行程に備え早く休むことにしました。

  

コブ尾根の登攀 さて、登攀日は4時半に行動を開始した。行程が長いので、できればもう少し早くスタートしたかったが、この時期のこのルートの核心はコブ沢の取り付き。明るくなるのを待ってから登攀を開始することにした。

  

コブ沢に入ると雪渓はなくなっていた。滝は右岸から巻き、岩壁を登って小ルンゼに入る。この岩壁は浮き石が多いので注意を要した。やさしい登攀だが躊躇なくロープを使った方が賢明。

  

  

  

小ルンゼを辿るとコブの手前のコルに出る。ここからが快適な岩稜コースになり、一気に展望が開け、穂高の岩峰の中に飛び出す。紅葉はすでに始まっていた。岩稜登攀の楽しみはここからで、ハイライトは1峰の登攀。

  

  

 


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