■西穂~奥穂&飛騨尾根(北アルプス)2018年8月4日5日6日 No.1160 |
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さてやっとコブ尾根の頭に到着した。長いアプロチだった。
飛騨尾根登攀 コブの頭に登攀に不要なものをデポし、αルンゼを降り始めた。1歩踏み出すごとにザレる。慎重に下るがどうにもならない。岩壁に沿って少し下ると懸垂用の支点がロープで作ってあった。これは助かる。30m懸垂して左岸斜面に取り付く。ハイマツと岩の斜面で歩きやすい。T3の基部へトラバース気味に下降した。
T3から稜線の斜面に取り付き1ピッチ30mで稜線にのった。荷物の軽減で今回は30m2本。補助ロープを使い1ー2ー1のシステムで登った。 T3からT1までは稜線に沿って登り、所々にハーケンの残置があった。青空に向かっての登攀は快適そのもの。傾斜は緩く、スタンス、ホールドとも豊富なのでアプローチシューズで登った。 左には奥穗高岳や今晩お世話になる山荘が見えている。周りは岩だらけで、まさしく穂高の懐に入り込んだ感覚になった。 稜線のそのまま忠実につないでいくとジャンダルムのてっぺんだ。T1からは歩きでもよいが、せっかくなのでピークまでロープを伸ばせた。ジャンダルム直下は岩が脆いので要注意。 ジャンに登頂後、基部からクライミングで登ってみる。一度は登っておきたいNくんでした。 | |
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