■マブシ嶺(台高山脈)〜三重県の山の取材でルートチェックと撮影〜 |
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| ページ1 | ページ2 | マブシ嶺 最後の200mの登りが堪える。小木だがブナ、ヒメシャラ林が差面に続いている。北側は崩壊地で展望がよい。稜線の向こう側に大台ケ原が見えている。 山頂のマブシ嶺だが、三等三角点が設置されていて、基準点名は「雷峠1」。山名は、別にコブシ嶺、コブシ岳とよばれることがあるが、ガイドブックでは、三重県出身で北海道の名付け親である松浦武四郎の大台ヶ原探索記に記された「マブシ嶺」を使っている。光谷の源頭にあること、点名が「雷」、光がまぶしいから。単なる連想だが。 山頂が近づくと、賑やかな声が聞こえてくる。誰も居ないだろうと思っていたら、人が居る。紅葉や新緑の季節でもないのに、こんなマイナーなピークに来ているのは誰だ。と良く顔を見ると、なんとkibaちゃんだった。なんでやねん。今日も熊に会えるかと、不安と期待があったが、熊ではなく、kibaちゃんだった。サプライズというか想定外というか、山頂での楽しみが倍増した。大台ケ原へもどるkibaちゃん達を見送り、われわれも山頂を後にした。忘れ物、また届けます。 木組峠から東に張り出す尾根で下ることにした。ショートカットできる。前回下ったが末端が苦労した。ところが今回尾根に入ってみるとしっかりと目印がついていた。NPOが整備したようで、木組峠エスケープルートと書かれていた。基本的に尾根通しで下るが末端は、杣道を使っていて難なく林道終点に出た。
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