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■烏帽子岳、三国岳(鈴鹿)

〜取材で烏帽子から三国へ縦走、シャクナゲがきれいだった〜
【日時】2017年5月14日
【メンバー】じんじん、ssk、utty、syu、隊長、うさぎ
立田小学校前(7:40)〜車道から登山道へ(7:55)〜篠立分岐(9:07)〜(9:18)狗留孫岳(9:28)〜P794 (9:40)〜烏帽子岳864.8m(10:10)〜時山分岐(10:35)〜鉄塔(10:53)〜(12:50)三国岳北側のピークでランチ(12:16)〜三国岳(12:36)〜最高点P911(12:53)〜鞍掛峠分岐〜焼尾山〜分岐(14:13)〜鞍掛峠(14:22)〜登山口(14:36)
【天気】曇り時々晴れ  【レポート番号】1044

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県境縦走路  やせ尾根を急降下する。明るく展望のいい尾根で、シャクナゲが多い。日当たりが良いので花はすでに終盤。時山への分岐を見送りアップダウンを繰り返しながら進む。太い尾根ではなく、所々で尾根が痩せ、アップダウンがある。シャクナゲが所々で咲いていた。シャクナゲはやせ尾根を好むようで、シャクナゲがある所は歩きにくい。

      

    

鞍部へ下ったところでタカノツメを発見。今晩のおかずに少しいただく。本命はコシアブラだが、今日は尾根通しなので期待は薄い。

    
左:アップダウンが多い 右:タカノツメ

三国岳が近づくとブナが現れだした。1000m前後の鈴鹿山系ではブナが生育する下限なので、どこにでもあるわけではない。しかし、ブナのあるところは豊かな森だ。

    
稜線のブナ

    
三国岳の北側のピーク

三国岳の北側のピークでちょうど12時になったので昼食にした。大きなヌタ場ができていた。広々としていてテントでも張れそうだ。

     

お隣のピークが三国岳だ。急登で三国岳へ。岐阜、滋賀、三重の三県の境だ。白馬の三国境を思い出す。三角点は西にあり標高はここより低い。東隣が最高点。渋い山域なので、誰もいないだろうと思ったが、時山からも鞍掛けからも登山者がやってきた。最高点にはケルンがあるが、これも以前からある。どちらも展望はあまり良くない。

     

     
右:三国岳山頂

     
最高点のケルン

さて次は焼尾山だ。大きく下って登り返す。標高は同じくらいだ。焼尾山と言えばやはりシャクナゲ。烏帽子岳はシャクナゲが知られているが、シャクナゲに関してなら焼尾の方が多いように思う。烏帽子より少し標高が高いのでちょうど見頃だった。

     

鞍掛峠  今日はゲップが出るほどシャクナゲを見た。今年はもう、他の山に見に行かなくていいだろう。鞍掛峠の地蔵を見て国道に降りた。三重県側は、周回するには車がないと不便だ。朝二台こちらにまわしておいた。タクシー屋さんに聞くと、ちょこちょこ峠まで迎えに行きますよとのこと。トンネル周辺は、御池岳への登山者も多く、京都ナンバーのマイクロバスが待機するなど、賑わっていた。

     
左:焼尾から見る三国岳   右:鞍掛峠

      
左:鞍掛けトンネル   右:長楽寺

 


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