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■三つ峠(山梨)
〜セルフレスキュー&人工登攀の練習〜 No.1001
日時:2016年11月19日20日 参加者:さとう、ほんま、むらかみ、たばた、かとりーぬ、あかし、よしの、隊長、うさぎ

11月19日 雨 屋内でセルフレスキュー 四季楽園
11月20日 晴&曇り (8:30)屏風岩(16:40)〜四季楽園(5:10)〜ほうとう不動〜新富士〜清水SA〜刈谷SA〜鈴鹿 人工登攀(逆V字ハング)、全員で巨人ルート

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プロローグ 登攀をともなう山行はトラブルが事故につながりかねない。もちろん、歩き主体の登山も同じで、道迷いから滑落などの大きな事故につながることが多い。もしトラブルや事故が起きた場合どのように対応するか、特にアルパインクライミングにおいては必要な技術だ。今年も4月に同じ三つ峠で練習をしたが、メンバーも多くなってきたので、今回も実施することにした。

アプローチ 刈谷SAで二人を拾って三つ峠登山口に0時過ぎに到着し、車泊とテント泊。朝、目が覚めると天気予報通り雨になっていた。低気圧の通過でまとまった雨になった。全員の到着を待て7時過ぎに四季楽園に向かった。

     
登山口の駐車場              屋内の練習場

とりあえず四季楽園に入って、ストーブで暖をとる。少しくらいの雨なら、ルーフで人工の練習はできるが、本降りになっていて岩場での練習をあきらめ、室内でセルフレスキューをすることにした。小さな練習場だが、この日はガイドさんグループと我々のみに、シェアして利用させてもらった。

        

     

セルフレスキュー技術は様々で、教本にまとめられているが、知識としてパターンを覚えても、いざとなると使えないし、人はすぐに忘れてしまう。基本的な原理をしっかりと理解していれば、状況に応じた現実的な対応ができると思う。まずは基本技術が自然とできるように繰り返しやることが肝要だ。次の技術を時間いっぱい繰り返し練習した。

仮固定、荷重移動、懸垂のコブ通過、登り返し、カウンターラッペルなど。

     

午後になるとあめが上がりだしたが、我々は室内で練習を続けた。ガイドさんパーティーは岩場に降りて試験をしていたようだ。17時近くまで練習し小屋に戻った。小屋の夕食はいつものように豪華でおいしかった。食後はコーヒーやワインを飲みながらストーブを囲んで山談義に精を出した。


小屋の夕食


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