■鬼が牙(石水渓) |
レポート No.996 |
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午前中は左の岩壁でショートルート3本、午後は中央の岩壁を9ピッチで山頂までつなげる。 |
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| ページ1 | ページ2 | マルチで山頂へ さて午後は山頂まで抜けることにした。名古屋のグループが懸垂下降中。みんなが降りるまで待ってると時間が無くなるので、待たずに登り始めた。横断バンドで下降グループを交わす。さて2ピッチ目は、人工を交えての5.9グレード。人工からフリーに切り替えるところにいつも違和感を感じる。岩も乾いていて気持ちのいいクライミングだ。 3ピッチ目は、易しく登れるルートもあるが、グレードを上げるためにスラブの浅い凹角部分にルートが作ってある。5.9から5.10aくらいだとおもう。 4ピッチ目も終盤のスラブが少しぴりっとしている。5.8〜5.9程度かな。 5,6ピッチ目はブッシュだが岩を広いながら登るとアルパイン的でそれなりに楽しめる。ブッシュを抜けるとすっきりとした岩場に出る。この岩場はピーク2で7ピッチ目。プロテクションに以前、ハーケンを1枚打ったが、もう一枚いい位置にうち足してあった。このピッチは登攀よりも展望のいいロケーションを楽しみたいピッチだ。8ピッチは歩きでP1へ移動。 P1は風化が進んでいて余り快適ではない。ここが9ピッチ目。基部に沿って登ってもいいと思う。 P1もP2も風が強くて寒かった。P1のピークで登攀終了。歩きでピークを降りてロープをたたみ、歩きで山頂へ。山頂へは薄踏み跡がある。南峰もいいところだが、風が強くて長居はできなかった。 南峰から本峰に移動し登山道で下る。登りに70分かかるので、下りは40分ほどかかる。 | ページ1 | ページ2 | |
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