■大熊三山(台高) |
レポート No.995 |
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迷岳登山口(6:40)〜稜線(7:45)〜口迷岳(8:00)〜桃の木平(8:05)〜見晴台(8:35)〜(9:05)迷岳1309m(9:15)〜P1285 (9:40)〜P1156(10:00)〜(11:20)P1191(11:40)〜P1188(11:30)〜(12:00)白倉山(12:05)〜(13:30)古ケ丸山1211m(13:40)〜レンガ滝分岐(14:00)〜P865(14:40)〜からすき公園登山口(15:45) 歩行距離16.4km 累積標高 +1305m -1968m |
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| ページ1 | ページ2 | 迷岳〜大熊谷の頭 迷岳に9時過ぎに到着。今年は夏の終わりに来ている。連続した方が、季節による顔の違いがよくわかる。穏やかに天気に恵まれのんびりしたいところだが、この先が長いので悠長に構えてもいられない。15分で休憩を切り上げ先に進んだ。 迷岳から大熊岳の頭間も、ブナ林な続く。途中に柚の木平のピークがあった。前回はここで野営し、ブナの落ち葉のふかふかの絨毯が心地よかったことを思い出した。 大熊谷の頭で左折し急降下する。この辺りヒメシャラの幼木が多くヤブ状になっていてルートが不明瞭になっている。鞍部まで下るとシャクナゲが多くなってきた。標高は1000m付近でキープされているので、明るい広葉樹林が続いている。鞍部からは白倉への登りになっている。樹幹から先ほど通過してきた迷岳が見え隠れしていた。 白倉岳 1236m 白倉から池木屋山へと続く東尾根はアケボノツツジが多い。鈴鹿のアカヤシオの紅葉は今年、葉が枯れていい状態にならなかったが、台高のアケボノツツジはいい色に紅葉していた。鮮やかな色がよく目についた。 予定通り正午に白倉山に到着した。三重県の山では以前、一山として数えていたが、古ケ丸山と接近しているので、古ケ丸山のオプションとして紹介している。以前は山頂からの視界は良かったが、最近では、ヒメシャラに視界を奪われている。不古くなってきが、郵便ポストも健在だった。古ケ丸山からの登山者が一人くつろいでいた。静かな山頂の突然、我々がやってきて迷惑だったか。 さて、白倉から古ケ丸山までは、稜線の様子が一変する。やせ尾根の岩稜になり、起伏もある。植生も少し変わってきて、アケボノツツジ、コウヤマキ、ヒノキなどが見られるようになる。アケボノツツジの紅葉が尾根の色彩に一役かっていた。また白倉山から地質が変化し、三波川帯から秩父帯に変わりチャートの露岩が見られるようになる。コミネカエデと思ったが、よく見ると葉が少し違う。どうもナンゴクミネカエデらしい。とすると、そはやき要素の植物か。 さて、大熊落とし。ロープが古くなってきているので、クライミングロープを1本設置した。白倉ー古ケ丸間は近そうに見えるが意外と時間がかり、1時間半を要する。古ケ丸山からオプションで白倉をピストンすると3時間は余計にかかる。 古ケ丸山 1211m 小刻みにアップダウンを繰り返し岩場もあって歩きにくい。予定通り1時間半で古ケ丸山に到着。単独者が一人くつろいでいた。山頂付近はコウヤマキが多い。樹幹から展望が少し得られる。車の回収があるので10分の小休止で山頂を後にした。 約2時間で下山完了。車の回収に向かった。林道の往復に1時間かかるのが難儀で、下りはヘッドライトを点灯して下った。 | ページ1 | ページ2 | |
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