■御池岳(鈴鹿) |
レポート No.974 |
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コグルミ谷登山口(7:20)〜(8:30)カタクリ峠(8:45)〜真の谷分岐(9:16)〜(9:50)御池岳山頂(10:30)〜奥ノ平(10:40)〜ボタンブチ(10:53)〜昼食休憩〜御池岳(11:30)〜1182(11:50)〜真の池(12:00)〜元池(12:15)〜鈴北岳(12:37)〜鞍掛峠(13:30)〜峠登山口(13:44) |
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| ページ1 | ページ2 | プロローグ 今週も、梅雨間の晴れ間に恵まれた。移動性高気圧の影響で気温は上がったが、からっとした天気になった。鈴鹿の取材にはうってつけで、緑が新鮮なうちに撮影しておきたかった。どこの山にするかと悩んだが、高い気温の割に湿度がそれほどあがらないようなので、ヤマヒルのことを考え御池岳を選択した。 アプローチ 国道306号線が復旧し、コグルミ谷の登山道が整備されているようなので、今回は、ノーマルルートを検証した。Tjさんと鞍掛峠で待ち合わせ。滋賀県側の法面が崩れているようで、滋賀県への通り抜けはできないが、三重県側から峠までは通行可能。すでに駐車場は満車でTjさんが一台分を確保していたので助かった。一台でコグルミ谷登山口に下り、コグルミ谷登山口から入った。 コグルミ谷登山道だが、春は花が多くていいが、これからの季節はヤマヒルが多くなるので、この時期はあまり登った記憶がない。さて今日はどうだろうか。 コグルミ谷は予想に反し、さわやかな空につつまれていた。ヤマヒルもウサギに1ヒルついただけでった。登山道は整備されていて歩きやすくなっていた。ありがたい。長命水もいつものように水が出ていて、今日は水を消費しそうだったので、おいしい水を飲みためた。 春の花が終わってしまったこの時期、花はあまり期待できない。夏の花はあまり多くないが、ワサギクが見頃になっていた。この花が一番多い。コナスビが少し。それからバイケイソウが今年はたくさん花をつけている。 カタクリ峠でひと休み。さわやかで涼しい風が通っている。腰を下ろして風に吹かれていると、いつまでも長居したくなるような心地よさ。 ヤマボウシの花が見頃。我が家にもヤマボウシがあるが、すでに花が終わっている。ここ、真の谷では今が見頃だ。我が家の猫は木登りが好きで、ヤマボウシの木によく登っていた。 真の谷に入ると苔むした岩がいい雰囲気を醸し出していた。シマリスが人目を気にせず、えさを探してせわしく動き回っていた。 御池丸山への分岐ではバイケイソウが群落をつくっていた。花が咲き始めたころだった。このあたり、数年前はトリカブトが群落を作っていたが激減している。これは山上の台地も同じで、トリカブトがめっきりすくなくなっている。それから気がかりなのは、バイケイソウの葉が鹿に食われているようだ。バイケイソウもトリカブトも毒草だが。 山頂には10時前に到着した。この時期はあまり来ないので山頂付近が真新しく感じられた。今日は、先を急ぐ歩きでもないので、山頂周辺でゆっくりとした。オオイタヤメイゲツが葉をいっぱいに広げていた。丸山周辺だが、昨年あたりから、オオイタヤメイゲツに獣害防止網が木に取り付けられている。環境保護は解るがちょっと違和感を感じる。 | ページ1 | ページ2 | |
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