最新情報  レポート  登山  バリエーション  ブログ  プロフィール

■竜ヶ岳(鈴鹿)
〜8人のパーティーでシロヤシオを見に竜へ〜

レポート No.966
日時:2016年5月15
参加者:じんじんさん、つくだにさん、いそがいさん、たばたさんご夫婦、もりしまさん、隊長、うさぎ

宇賀渓谷駐車場(7:30)〜金山尾根(8:10)〜竜ケ岳山頂(10:45)〜お昼〜石ぐれ峠(12:30)〜長尾の滝(12:10)〜駐車場(14:30)

| ページ1 | ページ2 |


プロローグ 谷筋にタニウツギの咲く季節になった。花を見て季節の移り変わりを感じる。毎年の繰り返しだが、初物を見ると新鮮に感じる。今日は竜ヶ岳へシロヤシオも見にいく計画と立てたら、たくさんの参加者になった。さて今年は、ツツジ科の花がいい年の巡りで、御在所のアカヤシオもきれいだった。シロヤシオは鈴鹿・台高では一般的に見られる樹木だが、竜ヶ岳の山頂部の景観は他の山では見られない。まるで草原で草を食む羊の群れを連想される。


タニウツギ 少しぶれた

宇賀渓谷に7時過ぎに到着するとすでに駐車場は大盛況で、駐車場のかかりのおばちゃんが忙しそうにしていた。駐車料は500円、橋の袂の無料に駐めても入山料一人200円を領収されるので、三人だったので100円お得。予定通り8人が集合した。さて今日のルートだが、尾根ばかりでは変化がないので、登りに金山尾根、下りは山頂から石榑峠、小峠から滝を見ながら谷筋を下ることにした。

   
落ちた橋は架設のまま        魚止め滝吊り橋

       
本流

金山尾根  林道終点から架設丸太橋と魚止め滝吊り橋を渡り、15分ほど進むと金山尾根分岐だ。以前はバリエーションルートで、蛇谷へ入るルートとして使われたり、冬のルートとして使われていたが、ホタガ谷ルートが荒れたことや、谷での遭難が多いことなどにより、ちゃんとした登山道として使われるようになってきた。道標なども整備され、道型もハッキリとしている。他に歩きやすい遠足尾根があるが、北に大きく膨らむので距離がかさむ。

   
金山尾根

この金山尾根、標高400mから700mまでが急峻できつい登りだ。展望が徐々に開けてくると傾斜が緩んでくる。250m位を一気に登ってひと休み。気温よりも湿度が少し高いようで短時間の登りで汗が噴き出してきた。

      
蛇谷分岐の手前でひとやすみ     シデ主体の美しい落葉樹林

   
いい雰囲気の落葉樹林の登り

尾根が揺るかやになるとヤマツツジとツクバネウツギが出迎えてくれた。花を見ると登りの苦しさが和らぐ。ヤマツツジはちょうど800mから900mくらいが見頃になっていた。ツクバネウツギは少数派だった。

   
早速、ヤマツツジが出迎えてくれた        ツクバネウツギ

   
ヤマツツジ

   
右:最後の急登の岩場

急坂の岩場を過ぎると緩やかな尾根になる。展望も良い。シロヤシオも多くなり、花が見頃を迎えていた。右に左に、シロヤシオを見ながら散策を楽しむ。そうこうしているうちに山頂のガスがとれだし、青空が覗き始めた。花の時期の週末はワンチャンスなので、幸運が待っていたようだ。

   
尾根の終盤は緩やかな登りになる    シロヤシオが見頃だ

   

   

   
左:遠足尾根が見えてきた

      
シロヤシオを見ながら右に左にうろうろ

 


| ページ1 | ページ2 |

2016-5-14 Copyright (C) 2016 k.kanamaru. All Rights Reserved.