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■赤ゾレ山&木梶山(台高)
〜地蔵谷から赤ゾレへ登り、木梶山から下山〜

レポート No.919
日時:2015年11月3
参加者:sskさん、つくだにさん、隊長、うさぎ

展望休憩所駐車場(8:00)〜地蔵谷P904(9:05)〜(11:30)赤ゾレ山1310m(11:40)〜赤ゾレ池(11:50)〜馬駈ケ辻1320m(12:00)〜P1316(12:30)〜(13:00)木梶山1230.4m(13:10)〜木梶林道P904(13:40)〜駐車場(14:45)  +-1300m 14.5km

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右岸尾根 地蔵谷奥の二俣から右岸尾根に取り付いた。分岐の標高が1000mくらいだったので標高差約350mの登りだ。


尾根の取付き付近はまだ紅葉が残っていた


オオイタヤメイゲツの黄葉

尾根は、シデ、オオイタヤメイゲツ、コミネカエデ、ミズナラ、ブナ、ミズナラなど落葉樹が主体で、取付き付近こそまだ紅葉が残っていたが、登るにつれ、葉を落とした明るい尾根になっていった。今年はブナやミズナラの実りがいいようで、たくさん実を落としていた。尾根上部になると徐々に傾斜が緩みやがてあかゾレ山に到着した。

   
尾根の上部

   
たくさん実をつけたブナ

   
尾根上部はブナ林

赤ゾレ山 展望も良く、カラマツの葉が色づきいい雰囲気だ。 隣のピークが伊勢辻山で、地蔵谷の右俣を登っていればこのピークの北側に出たはず。南を見ると国見岳がガスに霞んでいた。風があるので体を冷やさない程度に休憩し、台高縦走路に降りた。

     
赤ゾレ山山頂             伊勢辻山


赤ゾレ山から国見山方面の展望、ガスが絡みいい雰囲気


赤ゾレ山頂から縦走路に降りる

   
赤ゾレ池


馬駈ケ辻 台高縦走路を少し歩くと馬駈ケ辻で、ここで縦走路は離れ、東の稜線に入る。起伏の少ない歩きやすい、美しい二次林の尾根だ。国見山、明神岳、桧塚が連なる山塊はスケールが大きい。

   
馬駈ケ場辻
          稜線の二次林

   

P1316を過ぎ北向きに方転換し、ピークを下って行くと草地となり展望が開けてくる。緩やかな山容の木梶山の背景には高見山の巨大な山塊が見えてくる。木梶谷の両岸には美しい落葉樹林が広がっている。紅葉はすでに終盤だった。次回は良い時期に尋ねたいものだ。

   
木梶山と高見山         木梶に向かう草地

木梶へ向かう草地はススキの原になっていた。風に揺れるススキ野原を歩くのは気持ちが良い。木梶谷に差し込む陽光のタイミングを見計らって何度もシャッターを切った。

   


木梶谷

P1316から約30分で木梶山に到着した。東側から植林域が稜線近くまで迫っているが、尾根筋は自然林が残されている。残ったブナやミズナラは貴重だ。黄色く色づく葉はほとんど落葉していたが、コハウチワカエデやコミネカエデの紅葉は今が見頃だった。緩やかに登り返したところが木梶山。13時に到着し時間的にはたっぷりゆとりがあるが、じっとしている寒くなるので10分で休憩を切り上げて下山にかかった。


木梶山1230.4m


コハウチワカエデ

   
赤ゾレ山と伊勢辻山            コミネカエデ

下山 下降路もほぼ落葉樹林が残っていて、植林帯は尾根の末端のみ。30分で下って林道に降り立った。林道で少し休憩し、木梶川両岸の紅葉を楽しみながら林道を下った。

      

   
キワラ滝の展望休憩所


引用:国土地理院



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