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■マブシ嶺(台高)
〜尾鷲道で栃山からマブシ嶺を往復〜

レポート No.915
日時:2015年10月24
参加者:Tjさん、隊長、うさぎ

栃山林道駐車地(7:45)〜地蔵峠(8:30)〜又口辻(9:00)〜神明水(9:50)〜新木組峠(10:10)〜木組峠(10:50)〜一本木(11:05)〜(12:15)マブシ嶺1410.8m(12:55)〜一本木(14:00)〜木組峠(14:16)〜神明水(15:05)〜又口辻(15:35)〜地蔵峠(16:00)〜駐車地(16:45) 歩行距離17.5km、累積標高+-1150m

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マブシ嶺 1410.8m 先ほどの鞍部にも「一本木」の古いプレートがあった。山頂のプレートには、コブシ嶺と書かれている。ガイドブックにも書いたが松浦武四郎に敬意を払い、丙戌前記1886年記載に従い、「マブシ嶺」としたい。ちなみに点名は「雷峠1」となっている。現代語読みは「れい」とか「みね」だが、点名からすると「とうげ」かもしれない。点名の由来はわからないが、雷が光ると「眩しい」からだろうか。とすればなぜ「コブシ」の名がついたか。斜面はヒメシャラやナラ、ブナの幼木が多いように思えたが。「コブシ」の木があるのだろうか。コとマを読み違えたという推理もある。


マブシ嶺から見る大台ケ原

   
マブシ嶺               西の方から青空が広がりだした

午前中は曇り空だったが、午後から晴れてきた。雲と青空の境界がはっきりとわかり、西の方から青空が広がり始め、雲の東へ去っていった。遠くに大峰の山並みが見えるほどに天気が回復したきた少し時間にゆとりがあるので、昼食をとりながら青空の広がるのを待った。稜線の紅葉はすでに終わっているが、大台ケ原まで見通せた。大台からは2時間の距離だ。

   

マブシ嶺は見晴らしのいいところだ。青空は広がってきたが残念ながら、熊野灘方面は雲が残り見えなかった。日没までには下りたいので、13時前に山頂を後にした。

   

   
マブシ峰を振り返る

   

帰路はレンズとカメラをLumix G X VARIO35-100mmf2.8+GX7に持ち替え、紅葉の追っかけ撮影。広角はOLYNPUS9-18mmF4.0-5.6を使った。レンズLumix G X VARIO35-100mmf2.8は今回がシェイクダウンだったが、噂通りの能力だった。フルサイズに換算すると70-200mmということになりデカくて重いが、フォーサーズ用は非常にコンパクトだ。機動力を生かした撮影に適している。

   
ホオノキ

   
ブナ              シラキ

   

   

   

地蔵峠まで下ると16時になっていた。いい時間だ、林道を歩いていると登りではあまり気づかなかったアサマリンドウがよく目についた。天気が良くなり閉じた蕾が開いたからだろう。45分で駐車地に戻り、尾鷲の「オトト」で買い物をして帰路につた。

     
夕日に落ち葉が輝いていた   林道脇にはアサマリンドウがたくさん咲いていた


引用:国土地理院



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