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■大台ケ原(台高)
〜錦秋の西大台の散策と蒸篭ぐら登攀〜

レポート No.913
日時:2015年10月12
参加者:隊長、うさぎ

自宅(4:30)〜大台ケ原駐車場(8:00)〜大蛇ぐら(9:15)〜蒸篭ぐら取付(10:00)〜登攀終了(12:40)〜正木ケ原(13:40)〜正木峠(14:00)〜日出ケ岳(14:20)〜駐車場(14:50)〜自宅(19:00)

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プロローグ 大台ケ原の紅葉の撮影をしておきたかったので、蒸籠グラのクライミングとセットで計画した。大台ケ原の月出が岳は「三重県の山」の最高峰で、大杉渓谷からアプローチすると充実した登山が楽しめる。一方、奈良県側からドライブウェイを利用すると、駐車場から40分で山頂を踏むことができる。しかし三重県側からアプローチする場合、奈良県側から回り込む形になるので、アプローチに時間を要してしまう。今回は日帰りのためにドライブウェイを利用した。自宅を4時30分位出発し駐車場に8時前に到着した。紅葉シーズンなので駐車場の空きスペースが少なくなっていた。

   
ドライブウエイからの展望        朝露に輝くウラジロモミ 

東大台遊歩道 8時過ぎに駐車場を出発し東大台遊歩道で大蛇ぐらまで歩く。ひんやりとした朝の空気が清々しい。気温は5度近くまで下がっていた。50分歩き程よく体が温まった頃に大蛇ぐら分岐に到着した。。

   
苔                 

   
尾鷲辻付近のミズナラの紅葉

ブナやミズナラ、シロヤシオが色づき始めている。先日の白山の色鮮やかな紅葉とは違うが、柔らかで落ち着いた雰囲気の紅葉だ。秋の東大台を満喫しながら大蛇ぐらへ歩を進めた。

   
牛石が原

   
大蛇ぐら分岐付近

大蛇ぐら 蒸籠グラの岩壁と紅葉を撮影したかったので、登攀前に大蛇ぐらに立ち寄った。紅葉の色彩に彩られた岩壁が綺麗だ。よく見るとすでに1パーティー入っているようで、2ピッチ目辺りを登攀中だった。さて我々も早速、取り付きに降りることに。


蒸籠ぐら

   
中の滝              全景

      
千石煤@                  大蛇

      
大蛇狽ゥらの展望

      

蒸篭 大蛇ぐら分岐に戻り、登攀準備をして、ルンゼを下降した。特に目印はないが、岩壁に沿って下っていく。谷が狭まったところがギャップになっているがロープなしでなんとか降りられる。それよりも浮石に注意が必要だ。転倒以上に落石が怖い。


大蛇狽ヨ戻る

ルンゼを下っていくと登攀中のパーティーが見えた。人がいると岩壁のスケール感がよくわかる。岩壁に開けられた洞窟を見て、少し下っていくと取り付き点。木に掛かったロープスリングが目印だが、今回もまた少し通り過ぎてしまった。下りは少し見にくい。

   
登攀中のパーティー

取り付き点で登攀準備。今回、先行パーティーがいるので落石に注意が必要だ。壁から少し離れると岩壁全体を見上げられる。「ブッシュマン」はほぼ直上するルートだ。岩壁の灌木が紅葉し始めていた。

     
登攀中のクライマー        ルートを見上げる

   
ブッシュマンの取り付き        岩壁が紅葉が綺麗だ。



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