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■金峰山(奥秩父)
〜遠征二日目は登山、百名山のピークを踏む〜

レポート No.880
日時:2015年5月3日
参加者:隊長、うさぎ

廻り目平キャンプ場(6:25) 〜林道終点(7:45)〜 金峰山小屋(9:45)〜周回コース〜(11:00)金峰山山頂2,595.03m(11:40)〜金峰山小屋12:10)〜林道終点(13:30)〜キャンプ場(14:50)


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プロローグ 初日のクライミングが充実したので二日目は歩きに切り替えた。山の楽しみ方は多様だ。クライミングと歩きの基本をしっかりとこなして、夏のアルパインに備えたい。奥秩父へはクライミングで良く通っているが瑞籬山も金峰山も小川山もピークを踏んでいないので、とりあえず金峰山へ行くことにした。

林道 金峰山は百名山に名を連ね人気の山岳だが、廻り目平からの登山者は少ないようだ。この日は我々を含め数パーティーだった。朝食を済ませ出発したのは6時を過ぎていた。今日も天気が良く清々しい朝だ。初見のルートなのですべてが真新しい。石俣沢に沿った林道を気持ちよく歩いて林道の終点へ。

   
廻り目平の朝

   
林道歩き

   

八丁平分岐 林道を1時間20分歩き終点に到着。ここで八丁平へ分岐する。ここから山道に入り少し歩くと最終の水場があった。このあたりから傾斜がきつくなり一気に高度を上げていく。コメツガやトウヒなどの針葉樹林は陽射しを避けてくれるので涼しくて気持ちがいい。

   

   
八丁平分岐

   
最後の水場

      

2000mまで高度を上げてくると残雪があった。凍り付いているところもあれば踏み抜くところもあり歩きにくかった。途中に2度ほど休憩を挟みちょうど2時間で金峰山小屋に到着した。黒のレトリバーが出迎えてくれた。小屋の裏手の大きな岩に登ると展望が良かった。

   
金峰山小屋

   
山小屋              バイカオウレン

小屋から山頂へは直登すれば20分ほどだが、周回コースがあるのでそれを行くことにした。まずはトラバース道から稜線をめざす。このトラバース道、雪があって歩きにくかった。稜線に出ると多くの登山者と行き交った。登山者の大半は八丁平からのようだ。

稜線に出ると森林限界になり、ハイマツ帯は遮るものがなく展望がいいが、高山のために息が切れる。分岐から少し八丁平方面に下ってから山頂を目指した。やはりこちらのコースの方が稜線コースで展望がいい。

     
稜線

   
屋根岩               八ヶ岳

五丈岩 11時に山頂に到着した。山頂よりも五丈岩の方が存在感があった。実に展望の良いところだ。五丈岩は地元神社の御神体だそうだ。うさぎが登攀を試みるがリーチがなく断念。私が登りスリングで引き上げた。東に秩父の山々、西に八ヶ岳や北アルプスが一望できた。

   
瑞籬山              五丈岩

     
五丈岩                 山頂


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