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■池木屋山(台高@三重)


レポート No.837
日時:2014年11月3日
参加者:utty、隊長、うさぎ

〜ルート点検と紅葉の撮影取材で一般ルートを歩いた〜

 

宮の谷登山口(8:05)〜風折の滝分岐(9:05)〜(9:40)高滝、猫滝(10:20)〜(10:40)ドッサリ滝(10:55)〜奧の出合(11:20)〜(12:50)池木屋山(13:20)〜霧降山(14:04)〜(14:40)P1222青空平(14:50)〜P981(15:30)〜P866(15:50)〜宮の谷分岐(16:06)〜駐車場(17:00)


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プロローグ 鈴鹿の紅葉は今、標高800m、台高は1000mくらいが見頃のはずだ。最近は岩に行く機会が多くなり台高のルートチェックを怠っていた。この三連休も小川山あたりを計画していたが天候不良のために岩は断念した。かろうじて3日目に天候が回復したので取材山行に変更した。台高でも気になっていたのが池木屋山で、最終チェックは2010年だった。稜線の紅葉はすでに終わっているが、標高差のあるルートなので、どこかでいい写真が撮れるだろうともくろみ山行を計画した。

カメラ PLYMPUS E-M1 レンズ ZUIKO D 12-40mm F2.8

アプローチ 撮影もあるのでuttyさんに声を掛けたところ参加OK。6時にピックアップし一路宮ノ谷へ。取材状況の情報交換やら「三重県の山」の原稿作成の打ち合わせをしながら車を走らせ、登山口に8時前に到着した。駐車場にはすでに2台とまっていた。準備を済ませ8時過ぎに入山。

   
宮ノ谷登山口

宮ノ谷渓谷 規模こそ大杉谷渓谷には及ばないが、高滝まで容易に入れるのは登山道があるからさこそで、自然災害などで橋や桟橋、階段が崩壊すると復旧されるかどうかは疑問だ。現在のものは昭和50年の三重国体(山岳競技は尾鷲市と台高山系で行われた)で整備されたようで、すでに40年が経過し老朽化が始まっている。やがては朽ちていくだろうが、そうなると一般登山道としては使えなくなりそうだ。

   
崩壊した所は河原に降りる

渓谷は紅葉が始まっていて、一年中で最も色鮮やかな季節だ。渓谷の紅葉は絵になりやすく、何度も立ち止まりファインダーを覗いた。高滝までは、犬飛岩、蛇滝、六曲屏風岩、切石河原などの名所があり撮影ポイントになっている。もう少しじっくりと撮影に興じたいが周回するので時間がない。

    
左:色づき始めているが         右:蛇滝

    
左:蛇滝        右:奈良の4人組に追いつく

蛇滝を過ぎたところで先行する奈良からの4人グループに追いついた。リーダー格の人は3回目だそうだが他の人ははじめてらしい。風俺滝分岐まで進み小休止。

    
右:六曲屏風岩

   
左:橋や階段、桟橋が整備されている     右:切石河原

        
切石河原              階段道

   
左:長い桟橋道      右:きれいな休憩小屋


風折滝分岐

高滝 高滝の手前には崩壊地がある。通過に困ることはないが、今後崩壊が続く可能性がある。というのは、私が通過した1分後に大きな落石がありドカンという轟音が谷に轟いた。どうやら、うさぎとuttyさんの目の前に一抱えほどある岩が落ちてきて砕け散ったようだ。自然の落石だが、間一髪で難を逃れた。雨の後など、この崩壊地は要注意だ。

   
高滝手前の崩壊地


高滝

高滝は来るごとに撮影しているが、紅葉などの色彩があると引き立つ。欲を言えばもう少し色付いていて欲しかったがこればかりはどうにもならない。高巻き道から角度を変えながら何枚か撮影したが、なかなか撮影が難しい。さて高巻き道だが、以前と変わっていなかった。落ち葉の季節だし、雨後で岩が濡れて居るので慎重に通過した。

   
高滝の巻きの紅葉

   
高滝の巻きの紅葉

    
岩場の登攀             トラバース

猫滝 ここで先ほどの4人グループに再び追いつき追い越した。ここは降りたくないとの相談があったので、霧降山から下りる我が歩くルートを紹介した。猫滝を高巻くとルートは落ち着く。少し高度が上がったので、紅葉樹の色づきも良くなってきた。色鮮やかな色づきよりも、緑、黄、赤と変化するグラデーションも落ち着きがあって美しい。


猫滝

      
猫滝の巻き           滝上の紅葉

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2014-11-3 Copyright (C) 2014 k.kanamaru. All Rights Reserved.  home