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■日出ケ岳&大杉渓谷


レポート No.798
日時:2014年5月3日4日
参加者:9人

〜日出ケ岳から日本三大渓谷「大杉渓谷」を行く

 

5月3日 千代崎(5:32)〜(近鉄)〜大和上市(8:48)〜(奈良交通)大台ヶ原(11:00)〜日出ケ岳(12:00)〜粟谷小屋(13:30)〜堂倉滝(14:30)〜光滝(15:40)〜七ツ釜滝(16:30)〜桃の木山の家(17:00)
5月4日 桃の木山の家(6:40)〜平等(7:10)〜ニコニコ滝(7:20)〜(7:30)シシ渕(8:00)〜千尋滝(8:40)〜(10:35)大日(10:50)〜(11:20)宮川第三発電所登山口(12:20)〜(大杉谷登山バス)〜大台町道の駅(13:55)〜三瀬谷(14:21)〜(ワイドビュー南紀)〜松阪(15:19)〜(近鉄)〜千代崎


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隠滝 堂倉滝の次は隠滝がある。渓谷が狭く深くなったところに吊橋がかかり、ここでルートは左岸から右岸へと移る。滝は吊橋の下で死角になっているが、谷を覗き込むとよく見えた。断崖に咲くアケボノツツジが実に鮮やかで、新緑のアクセントになっていた。


隠滝吊橋

     
隠滝             アケボノツツジ


渓流とアケボノツツジ


光滝上部からの展望

光滝 隠滝から右岸を急降下すると光滝の下に出た。この滝もスケールの大きな滝で、日当たりがよく開放的で、滝の名に相応しい明るい雰囲気がある。岩棚道からの眺めもよく、皆が立ち止まり滝見物をしていた。


光滝とアケボノツツジ

   
光滝が展望できる岩棚道             マムシグサ

     
岩壁道を慎重に下る          光滝を振り返る

   

     

崩壊地 光滝からは右岸が続く。徐々に谷が浅くなり川原に降りられるくらいになると、大崩壊地が行く手に立ちふさがっていた。巨大な岩の塊が幾重にも積み重なり、すさまじい崩壊跡だ。発破をかけて岩を砕きルートが切り開かれていた。復旧工事も大変だったことだろう。崩壊地に入るとアルプスの岩峰を歩いているような錯覚を感じた。

     
崩壊地の通過

   

七ツ釜滝 再び吊橋で左岸に移り30分ほど進むと七ツ釜滝の大巻で岩棚道を高度を下げていく。岩だな道には漏れなく頑丈な鎖が取り付けられているが、ぬれた岩に足を滑らせないように慎重に下っていった。右手に樹間から滝が見え隠れし、滝の轟音が聞こえだした。下のほうに滝見の東屋が見えてきた。七つ釜滝は,・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。東屋にはビバーク組のパーティーが1組いた。さてここまでくると、本日の目的地の桃の木山の家までは30分の距離だ。まだしばらく岩棚道が続くので気が抜けない。

桃の木山の家 桃の木山の家には17時に到着した。連休初日とあって、小屋は大賑わいだった。夕食だけで170食以上出ているようだ。10年ぶりの全線開通であり、天候に恵まれたGWになったからだろう。すでに夕食が始まっていてスタッフも大忙しだ。われわれ9人は前回と同じく3回の部屋になった。ザックをおくスペースもあり、布団一枚にゆっくりと休むことができた。夕食はカレーライスとカツで、お変わり自由になっていた。この小屋は水洗トイレとお風呂があるのがありがたい。食事後お風呂で汗を流し、食堂でビールを飲みながら山談義に花を咲かせた。

   
桃の木山の家

   
食後の団らん           夕食のカレーライス


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