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桧塚奥峰(台高)
〜樹氷の撮影とルーチェックに蓮から入山〜

レポート No.782
日時:2014年2月1日11日
参加者:隊長、うさぎ

ヌタハラ林道駐車地(9:18)〜登山口822m(9:35)〜P1214(11:20)〜桧塚1402m(12:07)〜(12:33)桧塚奥峰(13:07)〜奥峰(13:26)〜稜線分岐(13:36)〜作業小屋(14:30)〜林道駐車地(14:55)

プロローグ またもや南岸低気圧が通過し等圧線が混んでいたが、西の風が入ったようで山は晴天となった。運良く樹氷と青空が揃う条件となり、久しぶりの桧塚を満喫出来た。

アプローチ 三重県側のルートは,青川からと千秋林道と蓮のヌタハラ林道があるが今回は,蓮から入ることにした。前回は林道を入ったところから歩き始めたが今回は,4WDと冬タイヤを駆使して登山口近くまであがることができた。ただしミニバンなので車高が低く,車の床をこすりながら無理やり進んだ。

   
登山口

ヌタハラ林道登山口 路肩に車を止め10分ほど歩いて9時35分過ぎに登山口に到着した。気温が低く雪がクラストしていたので,アイゼンを装着して歩き始めた。登山道は尾根ルートで,中盤少し傾斜が増すが,植林帯から二次林となり雰囲気がよくなる。登山口から稜線までの標高差は400mあり,標高1200m地点で稜線にあがる。蓮への分岐地点には小さなプレートが木にくくりつけてあった。稜線付近まで登ってくると樹氷が突き出しいい雰囲気だ。少し雪の量が多くなりワカンを装着,歩きやすくなった。

    

P1214からは緩やかな登りの稜線歩きになる。稜線は二次林が残り雰囲気がいい。まさしく樹氷の回廊だ。ところどころ樹間から展望が得られ,迷岳,三峰山,高見山を垣間見ることができた。稜線を焼く50分,展望や樹氷の撮影をしながらゆったりと歩き,桧塚奥峰1402.1mに到着した。

   
P1214付近の分岐         樹氷の回廊

   
三峰山              迷岳


稜線の樹氷と迷岳

     

桧塚 稜線を徐々に高度を上げていくと桧塚に到着した。樹林の中だが少し進むと展望が開ける。鞍部から登り返し桧塚に到着。明神からの登山者が何組かいて展望を楽しんでいた。冬期に来たのは実に10年振りで、こんなにいい天候に恵まれたのははじめてだと思う。標準ズームだけで、望遠ズームを忘れてきたのが悔やまれる。


桧塚


国見山

   
高見山             桧塚1402m

   
桧塚奥峰              ヒキウス平と大台ヶ原

桧塚奥峰 撮影しながらとりあえず桧塚まで移動し昼食にした。この日は見通しがよく、紀伊半島の背骨となる台高と大峰、高見山、三峰山、室生の山々、遠くは御岳やアルプスまで見えていた。30分ほど休憩し、ワカンの紐を締め直して帰路についた。ここ数年のスノーハイクはスノーシューばかりだったが、今年はワカンのよさを見直している。沈み込みは大きいが、軽量でコンパクトで、アイゼンと併用できるので、アルパインには有利だと思う。

   
大峰山地             明神岳


桧塚

帰路は谷ルートで降りた。夫婦滝展望から先に作業道が伸びて様子が変わっていた。順調に車まで戻れたのは良かったが、難儀したのは帰りの林道だった。雪解けで法面からの落石があり、何度も車を降りて落石を取り除きながら下った。

 

2014-2-11 Copyright (C) 2014 k.kanamaru. All Rights Reserved.  home