鈴鹿ミニ縦走御在所岳周辺(鈴鹿) 2012年5月5,6日 ホーム |
■鈴鹿ミニ縦走(鈴鹿)2012年5月5日、6日 No.668 うっちー、シュー君、隊長、うさぎ | ページ1(1日目) | ページ2(2日目) | 小鳥のさえずりとともに目が覚め、時計を見ると五時前だった。コーンポタージュとパン、レトルトの照り焼きチキン、野菜サラダで朝食。少し風が出始めているようだ。天気予報では昼前後に寒気が入り込み不安定になるらしい。しかし今日は、ハト峰までの行程でゆとりがある。空を見上げると青空が見えているので、なんとか午前中はもとそうな空模様だった。テントを撤収し六時にブナ清水を出発した。 まずは根の平峠まで谷を下っていく。実に雰囲気の良い谷で、木々の芽吹きが始まりミツバツツジの花がアクセントになっていた。四〇分で根の平峠に到着。誰もいない、まだ朝が早いので当然だ。一息入れてから水晶岳への登にかかる。標高差150mほど登って三角点のある水晶岳に到着した。北に釈迦ヶ岳、南に国見岳が控えているので、目立たない存在だが、標高は954.1mだ。山頂に永源寺ダムの雨量計が設置されている。 この辺りまで来るとアカヤシオは見かけなくなる。御在所や国見と地質的にどのような違いがあるのだろうか。芽吹き前の殺風景な樹林だが、ムシカリの白い花やミツバツツジの鮮やかなピンクが目を惹いた。山頂からは一旦下って中峠へ。あまり歩かれない稜線だが、所々にブナがあり雰囲気のいいところだ。
中峠からは再び登に転じる。標高差100mほど登って標高点906mの金山山頂へ。ここも展望が良く釈迦ヶ岳の勇姿が望める。ここまで来るとハト峰は近い。50mほど下ったところで雨がぽつぽつと当たり出した。カッパを着てさらに下ったところで、ストックの置き忘れに気がつき、金山まで取りに戻った。20分のロスタイム。風が出てきて黒い雲が見られ始めた。予報通り寒気が入り込んできたようだ。早くハト峰の撮影を済ませたい。 ハト峰まで来ると、朝、朝明を出発した登山者達が到着し始めていた。ハト峰が目的で登って来るとこはないので、久しぶりだ。独特な景観は絵になる。さっさと撮影を済ませ、谷コースで帰路についた。最近は谷コースも良く整備されていて、林道を歩く人は少なくなってきているようだ。朝明に到着すると10時20分。いよいよ空模様が怪しくなってきた。 | ページ1(1日目) | ページ2(2日目) | |
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