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2011年12月4日 雲母峰(鈴鹿@三重県)   ホーム

 

雲母峰(鈴鹿)2011年12月4日 No.635 隊長
〜久しぶりに湯の山温泉から雲母峰へ〜
湯の山温泉観光P(9:12)〜潜戸の滝(9:32)〜稲森谷分岐(10:17)〜雲母峰縦走路(11:13)〜(11:54)雲母峰884.4m(12:26)〜U峰〜東海自然歩道〜稲森谷分岐(14:29)〜駐車地(15:15) 歩行距離12km、累積標高差1100m


プロローグ 雲母峰のルートチェックに出かけた。宮妻からはちょくちょく登るが、湯ノ山温泉からは7年ぶりだ。稲森谷を詰めて鎌から雲母へ向かう稜線に乗るが、ルートチェックのつもりが、ルートミスをしてしまった。あの当たりは枝谷が多く、目印も少ないので、思い込みで入ってしまう。要するにどこから上がっても縦走路には出るので、いくつかのコースが歩かれているようだ。尾根に乗るか谷を詰めるかだが、険悪な谷を逃れ尾根に乗ったら踏み後が縦走路まで続いていた。ヤマヒルの時季はのんびりと歩いていられないが、今日はうろうろと探検気分で遊べた。

アプローチ 車を蒼滝駐車場に入れようと橋を渡ると、通行止めの表示が出ていた。無料で70台は大変ありがたい駐車場なので、早期の復旧が待たれる。仕方がないので、登山口の観光客用の駐車場に800円支払って駐めた。登山口を入ってすぐの所に十数台の無料があったことを思い出したが後の祭り。今度からここを利用することにしよう。今日は前線は通過したものの天気がはっきりとしない。晴れてからと思ったら雨が降り出し、出発を見合わせた。地味なコースなので、先行者はいるのやらいないのやら。取材もいいところは積極的に足が向くが、地味なところはあまり乗り気がしない。しかし、どんな山でも、その山に特徴的は見所はあるはずだ。

  
東海自然歩道の道標             色づくもみじ

プロローグにも書いたが、この時期はヤマヒルの心配がないので、落ち着いて歩ける。ヤマヒルの猛攻にあったのは2008年だったか。

   
紅葉を踏んで階段を上る    登山口を入るとすぐに東屋がある

潜戸の滝 山の紅葉は今年は不作だったが、山麓の紅葉はまずまずのようだ。東屋を過ぎ、落ち葉のつもった石段を上がるのも、なかなか趣があったよろしい。 昨日からの雨で谷が増水し、潜戸の滝がきれいだった。山頂はガスっていると、今日のメインはこの滝かもしれないと思い、少し時間をかけて撮影を楽しんだ。カメラは手ぶれ補正機能があるが、シャッタースピードを落とすとつらい。


潜戸の滝


潜戸の滝

  
良く整備されているが雨の日は良く滑る          落ち葉の絨毯

さすがは東海自然歩道だ。良く整備されている。湯の森谷を登ってきたがここで、稲森谷にスイッチする。堰堤の広い河原を横切るが、案内がないので、初めての登山者は戸惑うかもしれない。メジャーなコースではないので、地形図は必携だ。このコースは目印テープも少ないので、地形図をよく見て進んでほしい。

  
東海自然歩道から稲森谷へ        最初の二股は右へ

雲母縦走路 最初の二股を右左に進む。谷が狭くなり枝谷も出てくるがどんどん詰めて行く。すると雲母峰縦走路が近づいてくる。今回は縦走路から降りてくる尾根に乗ってみた。目印はないが薄い踏み後があった。 谷を詰めてもいいが、この尾根も使えそうだ。


落ち着いた雰囲気の雲母縦走路

雲母峰 ちんたらと歩いて2時間で縦走路に出た。稲森谷ルートに比べると快適な道だ。 雨が降り出したのでカッパを着込む。安定しない天気で、撮影もままならない。今日はコースチェックのみになりそうだ。快調に歩いて約40分で雲母峰山頂に到着した。天気が悪く地味な山なので誰もいないのは当然か。暖かいインスタントラーメンを作って昼食とした。体が冷えないうちに行動再開。とりあえずU峰踏んでくることに。すると、がやがやとおばちゃん二人がやってきた。こん日に何しに来たの。「山頂はどこ」と聞かれたので、「あっち」と答えた。U峰には誰もいない。気温が低いので遠望がきく。2,3枚撮影し帰路についた。

  
ヌタ場            雲母峰山頂884.4m

  
気温が下がり遠くまで見通せた       四日市少年自然の家

  
U峰山頂               本峰

林道 さて帰路だが、本峰の少し西の尾根が稲森谷分岐付近に降りているのでそれで降りようかと思ったが、コースチェックという当初の目的を思い出し、長い林道で下ることにした。何しろ長い林道で、一旦東へ大きく振ってから西に向かう、しかも後半は登だ。この雲母林道は東海自然歩道にもなっている。2時間の単調な林道歩きだが、カエデの紅葉が目を楽しませてくれた。

  
コハウチワカエデ


ツインタワー


湯の森谷と温泉街


イロハモミジ

 

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