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2011年11月3日 御在所岳(鈴鹿)   ホーム

 

前尾根@御在所岳(鈴鹿)2011年11月3日 No.631  とっちゃん、隊長、うさぎ
〜紅葉の時季、前尾根を楽しむ〜
裏登山口(7:00)〜藤内小屋(7:30)〜藤内沢出合(8:00)〜P7(8:40)〜P6(9:20)〜P5(10:00)〜P4(10:20)〜P3(11:40)〜 P2ヤグラ(12:00)〜P1(13:20)〜富士見岩(13:50)〜キレット(14:30)〜地蔵岩(14:50)〜駐車場(15:30)
早出でラッシュを避けたかったが、考えていることは皆さん同じ。この時期の前尾根はやはり人気が高い。待ち時間の多い登攀となったが、錦秋の前尾根を存分に楽しむことができた。

| ページ1 | ページ2 | とやま山歩記さんのレポート

プロローグ 低山歩きには絶好の季節,人気の高い前尾根は混雑が予想されるので早出を心がけた。駐車場もなんとかセーフだったが,とっちゃんを待つ十数分の間にみるみるいっぱいになってきた。1日からスカイラインが全通し路肩駐駐車はご法度だ。この季節にしては気温が高めで,藤内小屋までの30分でひと汗流し,ベンチに座り身体を冷やした。小屋の子犬(もかちゃんと○○ちゃん)が朝から元気に,小屋の廻りを駆けまわり,と案客に愛想を振りまいていた。前尾根P7開始点には8時過ぎに到着し,富山から来た男女ペア(Iさん、Nさん)の次の出発となった。富山から来た人は「とやま山歩記」さんで,前夜道の駅で車泊したそうだ。われわれも時間を効率よく使うには,夜に移動することが多い。このペアとは山上公園まで前後することになった。

    
北谷と藤内壁           うさぎの耳


藤内壁(一の壁、中尾根)

P7 富山からのペアが登り始める。初めてのルートなので,聞かれたことについては丁寧に答えた。初めてのルートのリードは,わくわくする半面,不安もある。P7(X)一般ルートの出だしはX級程度だが,日陰なので岩がしっとりとして滑りやすい。古いハーケンとRCCボルトの支点があるが,クラックルートなのでカムが有効に使える。リッジ下の狭いテラス(3人程度)でピッチを切る。1ピッチ目を飛ばしたペアのセカンドと,I&Nさんがリッジを通過するのを待った。 さてP7の2ピッチ目のリッジだが、ムーブがわかれば簡単だ。リッジに上がると一気に展望が開けて明るくなる。

      
P71ピッチ目の登攀

    
P7の2ピッチ目のリッジ     2ピッチ目の終了点でビレイの準備


P7 2ピッチ目のリッジを越えるうさぎ

P6  さて次はP6で、いろいろとルートがあるが、先も後続も詰まってきているので、もたもたできない。一般的なリッジ(W)ルートで登る。Wとはいっても、スタンス、ホールドとも細かい。たまにはチムニーも練習したいが、次回に送ろう。P7もそうだが、P6はエスケープすることもできる。前が詰まっていたりしたときはパスした方がいいときもある。

     
P6  1ピッチ目の


P6  1ピッチ目の確保

P5 ノーマルルートはVなのでコンテでトラバースし、最後の1ピッチをスタカットで登った。要所にはハーケンがあるが、カムがあると有効だ。 凹角ルートはW、NPで楽しめるが、混雑していたのでノーマルを進む。終了点からは一の壁がよく見える。この日はほとんどがら空き状態で、一の壁でゆっくりと遊んでもよかったかな。

     
P5の1ピッチ目


P5の終了点から見る


P5から見る北谷の紅葉


P5 2ピッチ目

P4  ここもグレードはVで3ピッチある。最後の2ピッチをスタカットで登る。今日のロープは、シングル50mを一本で、3人で登ったので、25m以上のピッチは困るが、どこも1ピッチは25m以内。


P4から見る藤内壁


P4 終了点から見下ろす


1ピッチ目はコンテで

 

    
2ピッチ目はスタカット


P4最終ピッチ 終了点


P4終了点にて

P3  P3は時間稼ぎのためにコンテで通過。P2ヤグラへ。


P3 1ピッチ目

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