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2011年月2日19日20日 御池岳(鈴鹿) 

 

御池岳(鈴鹿)2011年2月19日20日 No.594 utty、りんちゃん、ピッケルさん、つくだにさん、N師匠、隊長
〜冬の御池岳へ、ラストチャンス〜
19日 藤原パーキング(8:11)〜白瀬峠登山口(8:30)〜坂本谷分岐(12:00)〜白瀬峠(12:28)〜真の谷(13:00)〜P1194付近(14:40)〜(15:20)東のボタンブチ野営地(15:55)〜青のドリーネ(16:20)〜ボタンブチ(16:45)〜奥の平(17:10)〜東のボタンブチ野営地(17:40)歩行距離10km累積標高+1400m-400m
20日 野営地東のボタンブチ(6:13)〜P1194(6:27)〜奥の平(6:50)〜(7:05)御池岳(7:20)〜青のドリーネ(7:40)〜(7:55)東のボタンブ(8:25)〜真の谷(8:50)〜白瀬峠(9:33)〜坂本分岐(9:50)〜白瀬峠登山口(11:33)〜藤原パーキング(11:50) 歩行距離10km累積標高-1400m+400mカメラLumixGH2  ルートを見る 20日の天気

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日の出 4時に目が覚めた。サトウのご飯で作ったカニ雑炊で暖まる。まだ足りないので、パンとポタージュスープを追加し、パワー充填OK。みんなはまだ寝ているようだが、日の出の撮影にテントを出て歩き回る。6時出発だったが、4人はテントから出て来なかったので、uttyと二人で御池岳山頂まで歩くことにした。


東の空が白み始めた

黎明期のテーブルランドの景観は素晴らしい。野営したものに与えられた特権のようなもので、変則的な時間設定で日帰りしない限り見ることができない。穏やかに明けようとしている。二日目の天候が心配されたが、大丈夫のようだ。ちょうど冷川の頭あたりから日が昇るようだ。空がうす紅色に色付き始め日の出の時間が近づいてきている。残念ながら雲で隠れたが、木曽三川が黄金色に輝きだした。雲に隠れてわからなかったが、気付かないうちに日の出が終わったようだ。天気がいいのか、主要な中部山岳や白山のシルエットが浮かび上がり始めた。穂高、大キレット、槍の穂先も見えている。素晴らしい夜明けだ。


北アルプス穂高連邦


冷川の頭と朝日に染まる木曽三川


鈴鹿北部の山々。左から竜ケ岳、釈迦ヶ岳、御在所岳、雨乞岳、綿向山

最初はシルエットだったが、朝日に照らされてコントラストが強くなり、霊仙、伊吹、能郷白山、白山がうす紅色に染まり始め、刻一刻と変化していく。何度も東の空を振り返りながら御池岳山頂まで歩いた。


左:能郷白山     右:白山


伊吹山


霊仙山


鈴北岳と琵琶湖


御在所岳と雨乞岳


御池岳山頂


左:乗鞍岳   右:御岳山


奥の平から見る御在所岳、雨乞岳、綿向山

奥の平も昨日とは違ったコントラストで浮かび上がってきた。微妙なコントラストによる質感がなかなか面白い。まさに自然の芸術品だ。縦横比を換えて何枚も撮影した。


朝日に輝く奥の平 16:9


1:1


3:2


朝の青のドリーネ

シリセード テント場に帰るとすでに撤収の準備が始まっていた。冬場のテントはゴアを使うようにしている。フライシートがいらず、撤収もあっという間にできる。かれこれ10年使っているが、冬場はこれを使うことにしている。さてパッキングが終わった所で下山開始。来た道を戻るだけだが、真の谷への長い降下でシリセードの楽しみが待っている。まるでみんな子供のようだ。登りには1時間40分もかかったが、降りは早い。20分強で滑り降り、あっという間に楽しみが終わった。楽あれ苦があるということで、真の谷から白瀬峠までの登りが辛かった。白瀬峠で一息入れていると、朝一番の人が上がってきた。目指すはテーブルランドだろう。

    

    


白山


鉄塔のちょい休憩

節分草 木和田尾根を快調に降って12時前には駐車場に戻った。帰りにセツブンソウを見るために寄り道をした。ここのところの陽気に誘われ花が咲き始めたようだ。いよいよ今年も花の季節が始まった。完


セツブンソウ

  


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