2011年月2日19日20日 御池岳(鈴鹿) |
■御池岳(鈴鹿)2011年2月19日20日 No.594 utty、りんちゃん、ピッケルさん、つくだにさん、N師匠、隊長 日の出 4時に目が覚めた。サトウのご飯で作ったカニ雑炊で暖まる。まだ足りないので、パンとポタージュスープを追加し、パワー充填OK。みんなはまだ寝ているようだが、日の出の撮影にテントを出て歩き回る。6時出発だったが、4人はテントから出て来なかったので、uttyと二人で御池岳山頂まで歩くことにした。 黎明期のテーブルランドの景観は素晴らしい。野営したものに与えられた特権のようなもので、変則的な時間設定で日帰りしない限り見ることができない。穏やかに明けようとしている。二日目の天候が心配されたが、大丈夫のようだ。ちょうど冷川の頭あたりから日が昇るようだ。空がうす紅色に色付き始め日の出の時間が近づいてきている。残念ながら雲で隠れたが、木曽三川が黄金色に輝きだした。雲に隠れてわからなかったが、気付かないうちに日の出が終わったようだ。天気がいいのか、主要な中部山岳や白山のシルエットが浮かび上がり始めた。穂高、大キレット、槍の穂先も見えている。素晴らしい夜明けだ。
最初はシルエットだったが、朝日に照らされてコントラストが強くなり、霊仙、伊吹、能郷白山、白山がうす紅色に染まり始め、刻一刻と変化していく。何度も東の空を振り返りながら御池岳山頂まで歩いた。 奥の平も昨日とは違ったコントラストで浮かび上がってきた。微妙なコントラストによる質感がなかなか面白い。まさに自然の芸術品だ。縦横比を換えて何枚も撮影した。 シリセード テント場に帰るとすでに撤収の準備が始まっていた。冬場のテントはゴアを使うようにしている。フライシートがいらず、撤収もあっという間にできる。かれこれ10年使っているが、冬場はこれを使うことにしている。さてパッキングが終わった所で下山開始。来た道を戻るだけだが、真の谷への長い降下でシリセードの楽しみが待っている。まるでみんな子供のようだ。登りには1時間40分もかかったが、降りは早い。20分強で滑り降り、あっという間に楽しみが終わった。楽あれ苦があるということで、真の谷から白瀬峠までの登りが辛かった。白瀬峠で一息入れていると、朝一番の人が上がってきた。目指すはテーブルランドだろう。 節分草 木和田尾根を快調に降って12時前には駐車場に戻った。帰りにセツブンソウを見るために寄り道をした。ここのところの陽気に誘われ花が咲き始めたようだ。いよいよ今年も花の季節が始まった。完 |
2011年2月20日 Copyright (C) 2011 k.kanamaru. All Rights Reserved. home |