2011年月2日19日20日 御池岳(鈴鹿) |
■御池岳(鈴鹿)2011年2月19日20日 No.594 utty、りんちゃん、ピッケルさん、つくだにさん、N師匠、隊長 青のドリーネは巨大なオブジェのようだ。来たときはいつも思うが、どのように鑑賞すればいいのか、ぐるっとひと廻りする。御池岳では平均的な大きさのドリーネだが、このドリーネだけは「青のドリーネ」と呼ばれている。今から十数年前のパソコン通信の時代以前、御池そま人さんが池をテーマに歩いていたころで、まだ一般的には登山者がまり入っていなかった。といよりも、背丈をこす笹に覆われていて、今ほど自由に歩けなかった時代だ。丸山からボタンブチまでは笹のトンネルを歩き、どこを歩いているのかすらわからないほどだった。今でこそ展望のよい丘のようになっている奥ノ平だが、笹をこぎ、やっとたどり着いても、展望もない所だった。ましてや丸山からこの青のドリーネまでの藪こぎはたいへんなものだった。そま人さんも何度か訪れていたことだろう。樹氷こそないが、西日を受けて微妙なコントラストが出始めていて、日没までここで粘ってもよかった。 ボタンブチ テーブルランドの西の縁に沿って歩き、ボタンブチまでやってきた。琵琶湖が夕日に染まり始め 寒さも感じない穏やかな黄昏時だ。ボタンブチに立ちしばらく琵琶湖を眺めていた。 奥の平 日没間際の景色も素晴らしい。西日が赤みを増し、奥の平がうす紅色に染まりだ。ボタンブチから奥の平に上がり、南峰からテーブルランドを見下ろす。竜ケ岳もうす紅色に染まりだした。 さて、テントに帰り鍋を囲んで夕食タイム。食材をたっぷりと運び上げてきたので、食べきれないほどだった。満腹になったところでお開き。シュラフに潜り込んだ。 ■テーブルランドの大きなドリーネや池は、国土地理院の地形図上では「陸上のおう地」として、地図記号「→」で表記されているので、確認してみるとおもしろい。曖昧な記憶をたどり、名称を書き込んでみた。 |
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