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2008年6月7日 稲森谷ー鎌ケ岳(鈴鹿)

 

硫黄岳、横岳(八ヶ岳) 2008年6月14日 No.452 じんじんさん、りんちゃん、隊長
桜平(5:25)−(5:55)夏沢鉱泉(6:00)−(6:35)やすらぎの滝(6:45)−(6:55)オーレン小屋(7:00)−(7:20)夏沢小屋(7:25)−(8:20)硫黄岳2760m(8:30)−(9:00)硫黄山荘(9:15)−(10:00)横岳直下(10:15)−(10:30)横岳2829m(10:40)−(11:08)昼食(11:50)−(12:50)硫黄岳・爆裂火口(13:10)−赤岩の頭(13:25)−(14:06)オーレン小屋(14:25)−(15:00)夏沢鉱泉(15:10)−(15:40)桜平 *コースタイムはリンちゃん


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息が切れる。半年ぶりに森林限界を超えたので、高所に体がなじんでいないようだ。硫黄岳山荘で一息入れる。日当たりのいい探勝路を歩いてみるが、花の時期にはまだ少し早いようで、キバナシャクナゲがちらほらと咲き出したところだ。


キバナシャクナゲ


硫黄岳(中央)

硫黄岳山荘を跡にし、横岳への緩やかな登りにかかる。例年ならチョウノスケソウ、オヤマノエンドウ、イワウメが花盛りだが、まだ花の芽も出ていない状態だ。傾斜がゆるむと赤茶けた火山礫の斜面が続く。ここはコマクサの群生地が、やっと葉が出てきたところだ。小同心の近くにあるツクモグサの群生地付近で大人数の団体さんが停滞しているので、少し手前で時間調整することにする。ツクモグサの先具合は予定通りだった。昼近くになるともう少し花が開くが、全体が綿毛で覆われていて特徴があるので、つぼみでも見ているとおもしろい。

 


ツクモグサ

しばらく撮影し、横岳の山頂で一息入れる。狭い山頂なので、昼食は少し引き返してからにする。風も弱まり、2700mの稜線とは思えないほど穏やかだ。足下のキバナシャクナゲを見ながらカップ麺を食べる。

 

 

 


キバナシャクナゲ


キバナシャクナゲ

 
オヤマノエンドウ        ミネズオウ


ミネズオウ

今回は爆裂火口の周辺を歩いてみる。火口の縁まで行けるが、亀裂が入っていて危うい。イワヒバリが活発に飛び回っていた。自由に空を飛べる鳥の目で見ると、きっと迫力ある映像になるだろう。


硫黄岳の火口

 
硫黄岳            イワヒバリ


硫黄岳の火口


硫黄岳火口の縁にて。向こうは天狗岳

帰路は赤岩の頭を経由して下山する。少しくだったところではミネザクラが咲いているが、今年は見あたらない。ヒメイチゲも残雪のために遅れているようだ。森林限界まで下ると少し咲いていた。シラビソ林で見られるコミヤマカタバミやオサバグサもまだ咲いていない。歩きにくい雪道をオーレン小屋まで下る。小休止後小屋を後にすると、ヒメイチゲが群れて咲いていた。登りではつぼみだったのか気づかなかったが、帰り際におみやげをもらったようで、うれしくなってきた。16:00頃に桜平を後にし鈴鹿まで帰る。19:40着。満タンで出発したが、川越インターを降りると警告ランプが点灯。往復でガソリンを使い切った。


シラビソ原生林


ヒメイチゲ

 
ヒメイチゲ


キバナコマノツメ


コミヤマカタバミ

前線が南下していて、移動性高気圧に入っている。

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2008年6月14日 Copyright (C) 2008k.kanamaru. All Rights Reserved.  home