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2004_09_2526双六岳(北アルプス)

 

双六岳(北アルプス)2004年9月25,26日 No.286 隊長、うさぎ

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アルプスの紅葉を見に双六へ行った。上高地からどこかの山に入ろうかと思ったが、人混みを避けて、新穂高から1泊2日で登ることができる山を選んだが、前回と同じ山域に落ち着いた。

前回は睡眠不足で一日目がきつかったので、前夜は早く家を出たかったが、仕事から帰ったら9時を過ぎていて、自宅を出たのが22:30だった。国道23号線から東名阪、名古屋高速、名神高速、東海北陸道と乗り継ぎ、新穂高の村営無料駐車場に到着したのは2:20頃だった。断続的に激しい雨に見舞われ、明日の朝6時に雨が上がるとは思えないほどであった。好天の望めない週末となったが、駐車場は7,8割の車で埋まっていた。いつものように前のシートを倒して、簡易ベットをつくり横になった。激しい雨が車の屋根を叩いているが、長時間の運転で疲れていたのか、気がつくと朝の6時だった。窓から空を見上げると青空がのぞいている。何とか予定通り出発できそうだ。外を見ると次々と登山者が出発して行くのを見ながら、急いで出発の準備にかかる。第一日目は9時間のロングコースで、天候も読めないので、とりあえず歩き出す。今のところ天気は良好である。


左俣林道から見上げる稜線

 


笠新道分岐

ひと汗流した頃に笠新道分岐に到着した。お腹がすいてきたので、軽く朝食をとる。わさび平小屋付近のブナ林を歩くと気分がよい。単調な林道歩きは何か変化がないと飽きてしまう。徐々に雲がとれて青空がのぞいている。小池新道に入るとしばらくは河原を歩くことになるが、早く日陰に飛び込みたくなるほどの日差しになってきた。


ワサビ平小屋


小池新道登山口


秩父沢

9時間の長丁場になるとペース配分が重要になる。スタミナの配分次第では、苦しいばかりの登りになる。前回は、単調な林道を早くやり過ごそうとして、ペースを速めたのがいけなかった。また、そのままの状態で登りに入り、イタドリが原あたりでペースダウンを余儀なくされた。マラソンと同じで、ペース配分が重要だ。

岩で埋め尽くされた岩の上を歩くコースが鏡平の手前まで続く。調子よく岩をとんとんと登りたいが、調子に乗るとペースを崩す原因になる。林道を休みなしで歩いてきたので、ダケカンバの木陰で休みを入れる。秩父沢、イタドリが原、シシウドが原など、よい間隔で休憩のポイントがある。ダケカンバが色づき始めているが、見頃は10月上旬だろうか。標高が2000mを越える鏡平付近が見頃になっていることが予測できる。

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2004_09_20 藤原岳 鈴鹿