御池岳(鈴鹿) No.184
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■御池岳(亀のしっぽ)2002年11月17日 No.183 page1 page2 コグルミ谷登山口−コグルミ谷右岸尾根−天ケ平−真の谷−亀の尾分岐ー亀の尾ー東のボタンブチー奥の池−P1241ー真の谷ー天ケ平ー登山口 昨年のT字尾根散策に引き続き、また今年も晩秋の御池散策となりました。今年は昨年にもましてバリエーションの度合いが一段とレベルアップ。亀のしっぽから、甲羅(テーブルランド)まで這い上がりました。痩せ尾根の急登、ささこぎなどなど、みんなでわいわいがやがやと御池を堪能できた一日でした。とりあえずは写真をはります。
先月から週末の天気に見放され、悪条件の登山が続いていたが、移動性高気圧にすっぽりと収まった鈴鹿は、文句のつけようのない天気に恵まれた。8時にコグルミ谷集合である。最後にレガシーの独特のエンジン音を軽やかに響かせてぎりぎり駆け込んで来たのが、御池杣人ちゃんである。自宅を何時に出たのかはわからないが、分単位で到着時刻を予測できるとは、達人の成せるワザか?いや、ちょっとだけ出発が遅れただけなのかな。全員集合し、本日のコース説明を聞くが、全員が鈴鹿の強者であるので、なになに会の例会とはまったく雰囲気が違う。リーダーが大きな声を張り上げなくても、自分のこの日の行動がシミュレーションできる。しかし、リーダーは目に見えぬ重責を背負うことにかわりない。 コグルミ谷登山道から入った一行は、いきなり右岸尾根に取り付いた。天ケ平までの標高差約400mは、登山道を行こうが尾根を行こうが変わらないわけだが、ちょっぴりと冒険心をくすぐられる楽しさがある。P801付近に台地状の広場がある。ブナこそ見かけないが、落ち葉の絨毯で昼寝でもしたくなりそうな所だ。ここで初めての小休止を入れる。ヤマ情報の交換やら近況の報告でついつい時間がたってします。先は長いぞ、これでいいのか。
しばらく尾根をつめていくと、人の行き交う天ケ平に飛び出した。この高さまでくると木々は葉を落とし、森全体が朝日に輝いていた。さてさて、またまた休憩だ。歩く速さは結構早いけど、休憩となるとこれがまた長い。「そんなに急いでどこへ行く!」と言われると返す言葉がない。山のすべてを楽しんでいるのだからこれでよしとしよう。
峠から真の谷に降りてひたすら谷を下る。標高の貯金を全部使い果たす所まで谷を下った。ちょうど送電線の下あたりに立派な案内板が立っていた。このあたりが亀のしっぽの先端のようだ。殆ど貯金は使ったので、また500mを登り返すことになる。さて、しっぽはつかんだものの、振り落とされそうになるほどの急登だ。木の根っこがないととても登れないほどだ。これをしのいでから痩せ尾根に乗ると登りがゆるくなってきた。顕著な尾根なので迷うことはない。900m付近まで来ると正面に大きなブナの木が立ちはだかっていた。ここでまたまた大休止。ブナ談義に花が咲く。
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