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   概要 新緑の撮影でハイキングルートを周回した。稜線のブナ、シデ、コナラの芽吹きが始まり、林床には葉を出したバイケイソウが群生していた。樹木の花は今、ヤマツツジが稜線に沿って咲いていた。ヤマツツジの多さが目立った。野鳥は、オオルリ、シジュウカラ、コゲラ、アカゲラ、ヤマガラ、そしてなんとクマタカが空を舞った。しかし、撮影はことごとく失敗。一枚もモノにできず、肩を落として帰路についた。重い望遠レンズが余計に重く感じた。 
  少し山から遠ざかったのでならし運転と取材を兼ねて南亦山に入った。平日でマイナーな山域だが先行車両が駐車場に一台あった。この山は山頂一帯は森林公園が整備され、稜線にはブナ、コナラ、ヒメシャラ、カエデ類、シデ類の落葉広葉樹林が残されている。新緑、紅葉共に森林が楽しめる。山麓の小滝から登る周回ルートは本格的な登山ができるが、森林公園の周回ルートは気軽にハイキング気分で歩ける。 
       
  新緑公園の駐車場とトイレ、東屋      登山口   
    
  ヒメシャラ 
  ヒメシャラ、ブナともにあまり多くはないが、見応えのある大木が数本ある。新葉が出てブナが輝く季節だ。カエデ類は、ウリハダカエデ、コハウチワカエデ、オオモミジが多い。しかし、この尾根で目立つのがヤマツツジで、今が盛りと赤い花が満開になっていた。 
    
       
  コハウチワカエデ 
  ヤマツツジの多い尾根だ。花ビラの光の反射が強くて、PLフィルターを持ってこなかったことが悔やまれた。 
       
    
    
       
  バイケイソウ   ヤマツツジ 
       
  ブナ    ヤマツツジ 
    
  山頂からの展望 
    
  度会の山々 
       
  ウリハダカエデ   大台ヶ原 
  山を下っていくと大きな鳥が頭上を舞った。大型だ。鳶ではない。残念ながら撮影には至らなかったが、植林の隙間からはっきりと見えた。クマタカだと思う。森の王者だ。 
    
  タンナサワフタギ 
    
  ヒメレンゲ 
	
  機材  OLYMPUS E-M1U  12-200mm 
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