■宮指路岳(鈴鹿) 2020年4月24日 No.1278 |
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| ページ1 | ページ2 | 概要 オオルリ、今年初めて見ました。三国岳で先日、オオルリの鳴き声を聞いたので、そろそろ見られるだろうと宮指路岳にいった。今日はルートチェックとオオルリの撮影。過去の実績からだと長石谷あたりの照準を絞りたいが、この時期は花目当ての登山者が多井子とが予想できるので敬遠した。ヤケギ谷はこれで実績が無かったが、谷筋には必ずいるはずだと信じ入山した。最初、標高600m付近で鳴き声が聞こえ期待膨らみそして、800mで休んでいるとヒガラ、エナガに続いて姿を見せてくれた。 平日で天候が不安定でマイナーな山域なので誰にも会わなかった。 大石橋から入る。駐車車両は1台。この山域は、花があまり期待できないので、鳥の鳴き声に耳を澄ませながら歩き始めた。気温が低く、上部では風が出ているようだ。山桜、ヤブツガキが所々で花を咲かせていた。 ヤケギ谷は沢に沿ったコースなので、意外と小鳥のさえずりが聞こえた。ヒガラ、ヤマガラ、ウグイスがなどのさえずりを確認。カシ主体の常緑樹林なので見通しが悪く、野鳥撮影には不向きだ。谷に響き渡る鳴き声は、ミソサザイだ。しかしなかなか目視できない。 中腹部で一度、雨とあられが降り出した。多分、通り雨だろうからじっと我慢し、通り過ぎるのを待つ。その間に早まめの昼食にした。じっとしていると、鳥の動きがよくわかる。ドラミングが聞こえる。音が大きいのでおそらくアカゲラだろう。キョンキョンという鳴き声が近づいてきたが姿を見せず。するとヒガラの大群がやってきた。それが去ると突然にオオルリがお出ましだ。標高が600m付近でさえずりが聞こえたので期待はしていたが、チャンス突然やってきた。 東海展望の稜線に上がると、時折青空は覗くが、風が冷たく、黒い雲が流れてくる。山肌にアカヤシオの花がちらほら、タムシバは今年良く咲いている。シャクナゲはまだつぼみ。 天候が不安定なので、山頂はそのまま通過し、小岐須分岐まで下った。このルートも上部は落葉樹林だが直ぐに常緑樹林となりあまり花は期待できない。しかし、イワウチワの群落が見つかり、ご褒美になった。そのご、雨やみぞれが降ったりやんだり。 ヤケギ谷、カワラコバともに整備されたルートだが途中、谷の崩壊箇所があり通過に注意したい。雨に濡れたヤブツバキが綺麗だった。 | ページ1 | ページ2 | 機材 OLYMPUS E-M1Ⅱ 12-200mm | |
2020-4-24 Copyright (C) 2020 k.kanamaru. All Rights Reserved. |