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■焼岳(北アルプス) 2019年12月24日 No.1261
〜今年の登納めは手頃な冬山へ〜
【行程】
12月23日 鈴鹿〜塩尻〜そば処白山〜中ノ湯
12月24日 中ノ湯8:20〜中ノ湯新道登山口8:35〜下堀沢出合11:00〜13:20焼岳(2455m)13:50〜中ノ湯新道登山口16:10

Summary 甲斐駒を予定していたが、夏の台風の被害で北沢峠のこもれび山荘が営業しておらず、行き先を北アルプスの手頃な焼岳に変更した。夏場はまず行かない山域だが冬季は、中ノ湯が営業していてアプローチが楽だ。今夜は前夜に中ノ湯で宿泊したのでゆとりのある行程となった。

You tube → https://youtu.be/-ynCtkoq0dg

この季節は天気と予定を合わせるのに悩まされる。冬型の気圧配置になると厳しくなるし、緩むと低気圧と高気圧が交互に通過していく。移動性高気圧にすっぽりと入ったときが狙い目だが、直ぐに通り過ぎてしまう。そんなわけで、展望にはあまり恵まれなかったが、なんとは山頂を踏むことができた。

中ノ湯新道登山口 雪の状態にもよるが、過去の実績から判断し8時間で往復できそうなので、7時の朝食後に出発することにした。登山口まで上がると、トレースはなく粉雪が足首くらいまで積もっていた。雪はまだ浅く歩きやすそうだった。

 
登山口の積雪状況       焼岳は活火山だ

 

登山口は1400mほどあり、ブナ帯の上限にあたるので、ブナの巨木が所々で目に付くが、少し高度を上げると針葉樹林に入る。雪はサラサラで足を取られることもなく、ノーアイゼンで行けるところまで行くことにした。昨夜は、積雪が予測されたのでワカンを持って行ったが、出番はなかった。

 

展望が開ける平地までは針葉樹林が続く。標高差は約600m、歩行距離は2.6kmで、約2時間半を要した。積雪は膝下くらいで、トレースがなかったので、思ったより時間がかかった。平地からは焼岳の北峰、南峰が見えた。今日は天候が回復傾向なので期待ができそうだ。

 

下堀沢に沿って登山道を進み、南方の尾根に取り付いた。吹きだまりは積雪が膝上になり、ラッセルを強いられた。稜線に出るまでが辛抱で、稜線は雪が風に飛ばされているので、それほど積雪はなかったが、まだ積雪が少ないので時々岩に足を取られた。

 

 

 

 


 

 

 

 

機材 OLYMPUS E-M5U 12-200mm GoPro7