Summary この先しばらく天気が良くない予報だ。少し紅葉には早いと思うが、台高をのんびり歩きたくなり出かけた。先日のダイナミックな岩稜登攀とは対照的な山域で、渓流の音を聞きながら、色づき始めた広葉樹林を散策した。
展望駐車場に一台、車が駐まっていた。ゲートが開いているので行けるところまで入ることにした。途中落石で通行できなかったが、作業同分岐まで進めた。これで少し時間短縮ができた。紅葉にはまだ早いが、山は秋の気配が感じられた。水量豊かな谷を見下ろしながら林道を進んだ。地蔵谷から登るつもりだったが、昨日の雨で増水していて対岸に渡れず、やむなく、そのまま木原谷を進むことにした。

木原谷の作業道は歩きやすく、途中、右またには行って進み、適当なところで尾根に取り付いた。少し登ると広葉樹リントなり雰囲気がよくなる。

上部に行くとシロヤシオが多くなっていた。赤く紅葉し綺麗だ。ピークに登り、少し早いが昼食にした。コミネカエデやコシアブラの葉が色づき、秋の演出している。天候も穏やかで、佇んでいるだけで気持ちがいい。


コミネカエデ

左:コシアブラ
尾根道に合流しP1316を通過し木梶山まで進む。 草原にはセンブリの花がたくさん咲いていた。秋だね。山腹に赤く色づくシロヤシオが目立った。黄葉はコシアブラのようだ。登山道では誰にも会わず、木梶山に到着した。久しぶりだ。

シロヤシオの多い尾根だ




カマツカ

シロヤシオ

シロヤシオ

センブリ

左:ブナ 右:木梶山

シジュウカラが忙しく飛び回っていた
木梶山 さて帰りは、そのまま登山道を下っても面白くないので、東の尾根を下る事にした。丁度作業道が分岐するあたりに降りられそうだ。ほぼ直線で下れたので、1時間で駐車地に到着した。穂高山行の疲れがとれていなかったので、丁度良いクールダウンとなった。

Olympus E-M5 12-200mm
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