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■鎌ケ岳(鈴鹿)2019年5月8日 No.1215 ギャラリー
アカヤシオの撮影取材で三ツ口尾根から谷を周回
【登山者】隊長、うさぎ
【行程】
三ツ口谷登山口8:10〜山菜〜鳥の撮影〜10:30鎌ヶ岳10:45〜三ツ口谷分岐11:45〜鳥の撮影〜登山口12:40

概要  この時期は撮影が忙しく、天気のいい日は山ばかり。アカヤシオはいよいよ終盤で、山頂が見頃になっている。しかし今年は、花が遅れているので若葉が出始めていて、山腹の色合いは例年とは違っている。緑が混ざり豊かな色彩だ。シロヤシオのつぼみが膨らみ始めているが、それほど期待できないかも。シャクナゲに至っては花芽がかなり少ない。昨年が良かったので今年はお休みか。

三ツ口谷登山口 ここから鎌ケ岳を目指す登山者は少ないが、尾根を登って谷を下る周回ができ、鎌ケ岳のビューポイントもある。痩せ尾根だが展望のいい尾根だ。難点はとりつきから一気に急勾配で高度を上げていく。この日は、イワウチワが終わりイワカガミが咲き始めていた。


スカイラインの登山口


イワカガミ

岩の痩せ尾根は展望がよく、御在所、鎌、雨乞がよく見える。眼下にはスカイラインがはしり、高度感のある景観だ。一気に痩せ尾根の岩場まで高度を上げると傾斜が緩み、紅葉落葉樹林へと入っていく。新緑が始まったばかりで明るい尾根だ。アカヤシオよりもシロヤシオの多い尾根だが、どうやら今年は花付きがあまり良くないようだ。長居したくなるような尾根で、鎌を見ながら小休止していると、シジュウカラやキビタキ、カケスが元気よく飛び回っていた。シジュウカラはゲットできたが、カケスは撮影が難しい。オートフォーカス後、マニュアル調整している間に飛び去った。ボディーがマーク2だったら、プロキャプチャーが使えたが、残念ながら初代機だった。

 

 

三ツ口尾根 このあたり標高は850mくらいアカマツから紅葉落葉樹林に変わるあたりで、アセビ、リョウブ、コナラ、タカノツメ、コシアブラ、シデ、ブナなどが見られる。ミツバツツジはたぶん、コバノミツバツツジだと思うが、トウゴクミツバツツジの可能性もある。

 
コバノミツバツツジ    アカヤシオ

 
雨乞岳    御在所岳

 
左:タテヤマリンドウ 

 

 
鎌尾根 

 
左:雲母峰   右:遠くに綿向山

 

長石尾根上部もアカヤシオが多く、ちょうど見頃を迎えていた。

三ツ口谷へ降りると、ミソサザイが大きな声で忙しそうに鳴いていた。撮影のチャンスをうかがうが捕らえられず。オオルリの鳴き声が時折、聞こえる。これは撮影できたが距離が遠く背景が空なので露出補正をかけたが足りなかった。

 

出会った野鳥 この日はキビタキ、キビタキ、シジュウカラ、カケス、オオルリと出会ったが、撮影できたのはシジュウカラとオオルリだけだった。