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■弥彦山(新潟)2019年4月9日 No.1205
〜八枚沢登山口から山頂経由で周回〜
【登山者】ゆうさん、とっちゃん、隊長、うさぎ
【行程】八枚沢の滝8:40〜妻戸山10:05〜10:15弥彦山10:30〜妻戸山10:35〜登山口12:00

概要二日目は前回と同じく弥彦山に登った。帰路が長いので半日登山としては手頃だ。カタクリは中腹では盛期を過ぎていたが、ほぼ全域で花が見られるいいルートだ。朝は弥彦神社にお参りし、山頂の奥宮をめざした。登り始めると低気圧の通過で小雪がちらついたが、山頂では天候が回復し展望が楽しめた。

夜は雨が降ったようで路面が濡れていた。八牧沢の登山口へは車でいける。先客が一台。周回ならこの登山口が便利だ。登山口を入るなり、みぞれが降り出した。積乱雲が通過中で気温が急に下がってきた。これをやり過ごせば青空が出そうだが、徐々に風が強まる気配だ。

  
八牧沢登山口   シュンラン

今年は昨年よりも10日ほど季節が進んでいるので、シュンランとオクチョウジザクラが咲いていた。尾ミスミソウも見頃だったが、気温の低下と曇天だったので皆つぼみだった。カタクリの群生もたくさんあるが花はうつむき加減だ。

  
シュンラン    マルバマンサク

  
オクチョウジザクラ    カタクリ

  
展望

山頂付近は昨年、残雪が多かったが今年はなかった。スカイラインを利用して大勢の登山者がやってくる。気温が低く空気の透明度が高かったので遠望が得られた。信濃川の河口や海岸線が美しい。佐渡もよく見えていて、山はまだ残雪が多いようで白く光っていた。腰を下ろし展望を楽しみながら小休止。

  
山頂と展望

  
ハシナガスミレ

  
カタクリ

帰りはお日様が出だしたのでカタクリが開きだしていて。カタクリが多い尾根で途切れることがない。雑草のように普通に咲いていて、北陸はカタクリにとって生育環境が合致しているようだ。キバナノアマナとニリンソウが咲き出していた。コシノコバイモは見つからなかった。

  
カタクリ    キバナノアマナ

  
ニリンソウ     弥彦山

12時に下山し、近くの道の駅で昼食をとり道のり500kmの帰路についた。ぶっかけそばの腰が半端でなかった。