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■綿向山(鈴鹿)2018年12月24日 No.1187
〜登り納め〜
【登山者】隊長、うさぎ
御幸橋駐車場9:00〜ヒミズ谷出合小屋9:22〜アザミ小屋10:10〜10:13五合目小屋10:23〜行者コバ10:40〜11:05綿向山11:30〜北尾根分岐11:40〜962P12:00〜920P12:35〜オンバノフトコロ12:50〜842P〜13:05竜王山13:10〜千畳平〜登山口13:35〜終車場13:55 +840m 11km 4h50m

 

概要 今年もよく登ったものだ。身内の不幸もあり12月は少し山から遠ざかっていたが、レポートの記録を振り返ると、85山ということになる。冬山、花見ハイキング、藪山、アルプスバリエーション、百名山、クライミングと広く浅く美味しいところのつまみ食い的な山となった。今年は、北海道、東北、九州と遠征が多かったのが特徴で、これは百名山を狙ってのこと。いつでも登れると思っていた百名山だが、登れるうちに登っておこうと思い立った。山の幅が広がるとクライミングの機会が減ってくる。今年は結果的に浅く広い大となった。

アプローチ 国道1号線で鈴鹿峠を越え、日野に入った。滋賀県側は山深いので、鈴鹿山系の山に入るにはかなり大回りになる。スカイラインで武平峠を越える手もあるが、この時期葉冬季通行止めになっている。綿向山は日野の山として親しまれているので、アプローチも良く駐車場も整備されているので入りやすい山だ。登山道は複数あるようだが、最もポピュラーなのは表参道のようだ。参道だから歩きやすい道だった。登りに使った。

  
綿向山登山口

綿向山山麓接触変成岩(天然記念物)の標識が登山口の手前にある。綿向山に登るのは実に19年ぶりだが、先々週に国定公園事業の取材でここに来ていた。この辺りは古生層に花崗岩が貫入した変成岩地帯だ。登山口を入ると過去の記憶が浮かんできた。何合目を表す道標があったこと、山小屋があったこと、ブナ林、山頂からの展望など、断片的でつながりがない。

アザミ小屋 気温は低かったが、風も少なく穏やかな気候で山歩きには都合がよかった。樹林帯をジグザグに登り作業道を横切るとあざみ小屋が現れ、中に入って小休止した。途中で京都からのグループを追い越したが、途中で小休止を入れたようで、小休止中に小屋には来なかった。

  

五合目小屋 あざみ小屋から少し登ると五合目小屋がある。これは記憶に残っていた。19年前の写真を見返すと小屋は改修されたようだ。

  

行者コバ 五合目小屋からまた少し登ると行者コバに出た。やはり個々は修験の山らしい。この辺りアkらブナの落葉樹林となる。霧氷がついていた。紅葉が終わるとモノトーンの風景になるが、霧氷がつくと花が咲いたようできれいだ。

  

  

  

綿向山 以前は山頂手前から急な階段を上った記憶があるが今は、そのルートは止められていた。山頂には何人か集っていた。少し風があったので、ケルンの裏に入り雨乞い方面の展望を楽しみながら昼食をとった。

  

北尾根

  

  

さて帰路だが、このまま引き返してはあまりにも芸がないので、竜王経由で下りることにした。北尾根の霧氷がきれいだったのでそれに惹かれたこともある。

  

  
やせ尾根にはシャクナゲが多かった。 右:ネズ

  

竜王山 縦走路は急傾斜のアップダウンがあった。雪がついていたので滑りやすかった。途中のピークで休憩を入れ1時間強で竜王山に到着した。南に展望が開けていた。あまり特徴のない山だが、山名から推測するとやはり修験の山なのだろうか。帰路はジグザグで急降下すると30分で林道に下りた。ここが登山口らしい。あとは車道をあるいて出発地点に戻った。