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■静ケ岳&竜ケ岳(鈴鹿)2018年11月10日 No.1179
〜茶屋川から2山を周回〜
【登山者】じんじんさん、隊長
太尾取付7:20〜P5337:30〜長池8:45〜太尾最高点P770 9:05〜白谷越9:35〜P962 10:20〜竜ケ岳11:15〜P1053 11:25〜治田峠分岐 11:30〜静ヶ岳分岐 12:10〜セキオノコバ12:15〜静ケ岳12:35〜P1047 13:00〜西南尾根登山口 14:25〜駐車地15:15  8h05m 14.5km +1450m

概要 竜ケ岳と静ケ岳に山深い滋賀県側からアプローチした。メインルートに比べると入山者はかなり少ないようだが、ネットで記録が散見されるルートだ。紅葉が終盤で撮影メインでは面白くないので、いつもとは違ったルートでアプローチした。尾根筋は落葉樹林が残り、700から800m付近で、コミネカエデ、コハウチワカエデ、ウリハダカエデなどの紅葉、タカノツメ、シロモジなどの黄葉が楽しめた。山の達も少しゲット。最後の林道歩きが予想以上に長く感じた。

太尾 尾根に沿って作業道を作るようでミズナラ、シデなどの落葉樹が伐採されていた。太尾は起伏が少ない尾根なので、最高点辺りまでは道を付けるのだろうか。白谷越までは緩やかな登りが続く。

  

    
シロモジ

尾根は紅葉が終盤で、シロモジ、タカノツメ、ウリハダカエデ、コハウチワカエデなどが見頃だった。

  

長池 雰囲気のいいところだ。長細いので長池らしい。ハイキング気分はP770 までで、白谷への急降下から難路となった。

  

  

白谷越 花崗岩の風化でざらついていてスリップ要注意だった。谷を越え、小ピークを踏んでからは急斜面になった。肩で息をしながら標高差200mを一気に登る。

  
ザレ場の通過

  
白谷の紅葉がきれいだった

落葉樹林帯を急版が終わるとアセビのブッシュに入るが、ルートは確保されていた。アセビ帯に入ると展望が開けてくる。古語録谷の方を除くと、下の方に重ね岩が見えていた。アセビ帯の向こうには笹原が見えていて、縦走路が近いことがわかった。ウラジロハナヒリノキがたくさんあった。この木は日本海要素の樹木。稜線は風が強そうなので、ランチタイムには少し早いが、風裏で小休止。

  
ウラジロハナヒリノキ   アセビ帯

縦走路合流 笹原に入ると登山者が行き交う縦走路が見えてきた。風が強くて歩きにくかった。

  

竜ケ岳 山頂にはたくさん登山者が風裏で休憩していた。風が強くて居られないので、数枚写真を撮っただけで通過して分岐に向かった。

  
静ケ岳         シロヤシオは葉を落としていた

  
竜ケ岳を振り返る       御池岳

治田への分岐からは登山者が少なくなる。静ケ岳へ向かうのは今年2回目だ。セキオノコバは秋がいい。

  

静ケ岳 誰も居ない静ケ岳で小休止。南西尾根に入る。踏み跡は薄いが、基本は稜線辿り。落葉で見通しがきくので、目視でルートファインドできた。

  

西南尾根というらしいが、あまり歩かれてないようだ。枝尾根があるので入り込まないように注意しながら下った。700m付近の紅葉がきれいだった。タカノツメが多い。黄葉はシロモジとタカノツメが鮮やかだった。赤系統は、コハウチワカエデ、コミネカエデ、ウリハダカエデなど。

  
又川の両岸の紅葉がきれいだった

  
雰囲気の良い落葉樹林が続いた


コハウチワカエデ

茨川林道 約2時間で茨川林道に降り立った。林道は歩きやすいが、50分の林道歩きが長く感じられた。土曜日だったが、林業者の車が何台か入っていた。

    

  
茶屋川       トンネル