太尾 尾根に沿って作業道を作るようでミズナラ、シデなどの落葉樹が伐採されていた。太尾は起伏が少ない尾根なので、最高点辺りまでは道を付けるのだろうか。白谷越までは緩やかな登りが続く。
  
  
  
    
  シロモジ
  尾根は紅葉が終盤で、シロモジ、タカノツメ、ウリハダカエデ、コハウチワカエデなどが見頃だった。
  
  
  長池 雰囲気のいいところだ。長細いので長池らしい。ハイキング気分はP770 までで、白谷への急降下から難路となった。
  
  
  
  
  白谷越 花崗岩の風化でざらついていてスリップ要注意だった。谷を越え、小ピークを踏んでからは急斜面になった。肩で息をしながら標高差200mを一気に登る。
  
  
  ザレ場の通過
  
  
  白谷の紅葉がきれいだった
  落葉樹林帯を急版が終わるとアセビのブッシュに入るが、ルートは確保されていた。アセビ帯に入ると展望が開けてくる。古語録谷の方を除くと、下の方に重ね岩が見えていた。アセビ帯の向こうには笹原が見えていて、縦走路が近いことがわかった。ウラジロハナヒリノキがたくさんあった。この木は日本海要素の樹木。稜線は風が強そうなので、ランチタイムには少し早いが、風裏で小休止。
  
  
  ウラジロハナヒリノキ   アセビ帯
  縦走路合流 笹原に入ると登山者が行き交う縦走路が見えてきた。風が強くて歩きにくかった。
  
  
  竜ケ岳 山頂にはたくさん登山者が風裏で休憩していた。風が強くて居られないので、数枚写真を撮っただけで通過して分岐に向かった。
  
  
  静ケ岳         シロヤシオは葉を落としていた
  
  
  竜ケ岳を振り返る       御池岳
  治田への分岐からは登山者が少なくなる。静ケ岳へ向かうのは今年2回目だ。セキオノコバは秋がいい。
  
  
  静ケ岳 誰も居ない静ケ岳で小休止。南西尾根に入る。踏み跡は薄いが、基本は稜線辿り。落葉で見通しがきくので、目視でルートファインドできた。
  
  
  西南尾根というらしいが、あまり歩かれてないようだ。枝尾根があるので入り込まないように注意しながら下った。700m付近の紅葉がきれいだった。タカノツメが多い。黄葉はシロモジとタカノツメが鮮やかだった。赤系統は、コハウチワカエデ、コミネカエデ、ウリハダカエデなど。
  
  
  又川の両岸の紅葉がきれいだった
  
  
  雰囲気の良い落葉樹林が続いた
  
  コハウチワカエデ
  茨川林道 約2時間で茨川林道に降り立った。林道は歩きやすいが、50分の林道歩きが長く感じられた。土曜日だったが、林業者の車が何台か入っていた。
  
    
  
  
  茶屋川       トンネル