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■白山(両白山地)2018年10月14日 No.1171
天候判断で晩秋の白山に振った
【登山者】隊長,、うさぎ、N
【行程】平瀬登山口5:00〜大倉山避難小屋7:45〜白山室堂10:00〜10:40御前峰11:00〜11:20白山室堂12:15〜13:30大倉山避難小屋13:40〜登山口15:15  累積標高1600m 距離15km

概要 直前まで錫杖岳でクラミングの予定だったが、天候が不安定で登攀条件が良くないと判断し、白山に行き先を変更した。移動日は高山と古川を散策し、大白川に入った。 白山公園線は10月10日に通行止解除になったばかり。2年ぶりに平瀬道を歩くことができた。

白山平瀬道登山口に至る白山公園線が、10月に入りやっと通行止め解除になった。加賀、越前、飛騨の三国にまたがる白山は、四方に登山路を持っている。このうち、岐阜側から最短距離で登れるのが平瀬道。距離はそれほど長くはないが、累積標高が1600m以上となり、日帰りする場合はそれなりの体力が必要となる。もちろん、室生ビジターセンターで宿泊し、ゆとりのある山行にする事もできる。

  

  

  

  

 登山口の白水湖は標高が約1200mあり、ブナ林からのスタートになる。ブナの大木が立ち並ぶ登山道は大変雰囲気が良く、高度を上がるにつてやがてダケカンバ帯への変わっていく。チシマザサが林床を覆い、ダケカンバやミネカエデの黄葉、ナナカマド、ハウチワカエデ、オオカメノキの紅葉とのコントラストが、メリハリのある見事な紅葉を造りす。白水湖や白水谷を背景に大倉山付の景観はなかなか見応えがある。今年は、ナナカマドの色づきがそれほど良くなく、すでに落葉が始まっていて、紅葉のピークが少し過ぎていたようだ。

  
室堂

  
御前峰

  

  

 大倉山を過ぎると草付きの斜面となり、やがてハイマツ帯に入っていく。ナナカマドはすでに葉を落としていましたが、クロマメノキがきれいに紅葉していた。室堂センター付近は多くの登山者で賑わっていた。宿泊は10月15日までだそうだ。
 室堂から白山御前峰を往復し帰路についた。平瀬道の登山口となる大白川には露天風呂があり、白水湖を眺めながら入浴ができる。

  
白水谷の紅葉        尾根の紅葉

  
大倉山の紅葉       白水湖