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■岩手山(岩手)2018年10月4日 No.1167
〜今回の遠征の本命「岩手山」、どこから登るか大いに迷う〜
【登山者】隊長,、ゆーちゃん、うさぎ
【行程】
馬返しキャンプ場〜2.5合目〜旧道4合目〜旧道6合目〜8合目避難小屋〜不動平避難小屋〜11:25岩手山11:50〜岩手山神社奥宮12:05〜8合目避難小屋12:50〜馬返しキャンプ場15:00行動時間8時間20分 歩行距離12km 累積標高1520m 岩手山2041m

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概要 「ふるさとの山に向ひて、言うことなし、ふるさとの山はありがたきかな」で、石川啄木の「ふるさとの山」は「岩手山」。花巻空港からレンタカーで東北自動車道を盛岡に向かって走ると最初に目に飛び込んでくるのが岩手山で、盛岡の風景になっていた。

馬返し登山口 朝、焼走り登山口に立ち寄り岩手山を撮影した。この角度から見ると富士山のように均整のとれた円錐形をしている。古くから南部富士と呼ばれていたそうだ。馬返し登山口は大きな駐車場があり、すでに一番上の第一駐車場は車が多かった。

  
焼走り登山口      ブナ林から始まる

登山口はまだ色づき始めたばかりだったが、2合目まで来ると見頃になっていた。高木はブナ、ミズナラ、ハウチワカエデ、ほおの木など、その下が、ウリハダカエデ、コミネカエデ、オオカメノキ、カマツカなどが見られ、青空に黄色と紅色が映えていた。

  

  

  

旧道 2.5合目で旧道と新道に分かれ7合目まで続くが、途中に何カ所か連絡路があった。どちらがいいのかわからないので、地元の登山者に聞くと、旧道の方が展望はいいとのこと。ためらわず旧道に進んだ。帰路については、タクシーで登山口に戻ることもできるが、新道を降りることもできる。

  

分岐から少し登ると展望のいい岩場に出て、7合目付近まで岩場が続いた。山腹の紅葉がとてもきれいだった。6合目付近からダケカンバ帯に入り樹高が低くなってきた。笹はチシマザサかスズタケだろうか、針葉樹の緑色、黄葉、紅葉のコントラストが素晴らしい。

  

  

  
旧道を登る、岩場が連続する

  

7合目   7合目目で来ると道が平坦になった。この山の火山の歴史は調べていないが、度重なる噴火で今の地形があるようだ。気象庁のページを見ると、噴火警戒レベル1の活火山であることがわかる。直近のマグマ噴火は1732年だそうだ。朝見てきた焼走り溶岩流がこのときだそう。

  

8合目には立派な避難小屋があって、営業していた。たっぷり時間があるので小休止した。白山の室堂から見る白山の山容に似ている。溶岩は赤っぽく、八ヶ岳の横岳を思わせた。豊かな落葉樹林からは風景が一変した。

  
火口に沿って登る

  

  


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