■明神岳主稜(北アルプス)2018年8月18日19日 No.1161 |
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概要 上高地に入るとまず目に飛び込んでくるのが明神岳で、横尾までの林道歩きでは常に梓川越しに見えている。ところがこの山への一般登山道はなく、山頂を踏むにはバリエーションルートを辿るしかない。よく登られているのが東稜からのルートで、登頂後は、主稜を5峰まで縦走し、前明神沢左岸尾根を下るか、前穂まで縦走し重太郎新道で下る。今回は一昨年の落石事故で途中で引き返したことのリベンジで、南西稜を登り、主稜を明神岳5峰から前穂高岳まで縦走し重太郎新道で下りた。 上高地〜5峰の肩 平湯アカンダナ駐車場は盛況で臨時バスがでていた。予定通り上高地に入り岳沢登山口に向かった。猛暑が少しおさまり、上高地は青空が広がり清々しい空気に包まれていた。南西陵分岐まで進み小休止。 さてここからがバリエーションルート。標高差は1000mに満たないが、急登で歩きにくいので思って以上に時間がかかる。ここの登りを踏ん張れば、ハイマツ帯の稜線に出る。 5峰の肩に上がるとガスがかかり始めた。先行していたパーティーがザックをデポし、5峰から下ってくる所だった。他に東陵からの下山が2パーティーあった。丁度2張りのスペースがあったのでテントを設営した。この先各ピーク付近に設営スペースが少しあるが条件はあまり良くない。 睡眠不足だったのでテントに入り横になると直ぐに目が閉じた。夕方に目を覚まし食事。アルファ米と味噌汁の質素な食事で済ませた。10時過ぎに目を覚ますときれいな星空が広がっていた。 | |
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