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■小川山遠征二日目(奥秩父)2018年5月26日 No.1144
二日目は烏帽子岩左稜線でロングマルチでNさんリード練習
【登山者】隊長、うさぎ、Nさん
【行程】廻り目平ら(5:55)〜登攀開始(6:40)〜4ピッチ目(7:35)〜10ピッチ目(10:00)〜13ピッチ目(11:25)〜14ピッチ目懸垂25m〜昼食休憩〜16ピッチ目懸垂10m(13:30)〜コルで休憩〜下降路で下る〜廻り目平〜小渕沢駅(16:30)〜鈴鹿(21:00)

概要 二日目はアルプスのバリエーションルートを想定した烏帽子岩左稜線を辿った。グレードは易しく登攀的には何の問題もないが、ルートファインド、ビレイ、プロテクション、ロープワークなど総合的に経験が積める。今回が三度目の登攀だが、全18ピッチあり、もたもたしていると日が暮れる。 4ピッチ以降をNさんにリードを任せた。

烏帽子岩左稜線 ピッチ数が長いので6時前に出発した。烏帽子岩のルンゼを登って取り付きへ。アプローチに40分ほどかかった。このルートは日本100岩場(山と渓谷社)に紹介されている。

  

開始点で準備をしていると男女ペアがやってきた。話をするとなんと、女性の方は同じ鈴鹿だった。御在所で出会うなら話はわかるが。

1,2,3ピッチを私がリードがしたところでNさんに交代。いつまでもフォローをしていると力がつかない。

4ピッチ目は5.8で40mある。Nさんが初リード。基本的にはプロテクションはカムだが、核心部は残置ピトンがある。NPなのでグレード以上にプレッシャーがかかったと思う。

     

    

    

5ピッチ目〜8ピッチ目 岩稜歩きとブッシュ帯。

       

 

    

10ピッチ目 ピークを乗りこすか、トラバースするかのピッチ。トラバースは恐怖感を感じる。うさぎが落ちて大きく降られ木にぶつかって冷や汗ものだった。大きな怪我にならず助かった。トラバースには落ちたら降られることを想定し、必ずカムをセットする必要がある。

     

    

   

    
シャクナゲがきれいに咲いていた

    

13ピッチ目 5.7だがクラックなので、慣れていないNさんが苦戦した。自分のジャムが信用できるようになると登れるのだが。四苦八苦してなんとかクリア。勉強になったと思う。

   

    

    
後続の鈴鹿のパーティー

帰りが長い道程なので、3ピッチを残し15ピッチで終了してテント場に戻った。