最新情報  レポート  登山  バリエーション  ブログ  プロフィール

■明神&桧塚(台高)2018年5月20日 No.1142
ルートチェックと山と渓谷の撮影
【登山者】隊長、うさぎ、ゆーちゃん
【行程】雨量計前駐車地(8:00)〜マナコ谷登山口(8:40)〜万丈橋(8:50)〜ワサビ谷出合(9:35)〜奥山谷分岐P965(10:10) 〜奥山谷〜明神平(12:10)〜穂高明神(13:15)〜桧塚奧峰(14:20)〜桧塚(14:50)〜マナコ谷右岸尾根バリエーション〜林道(16:15)〜駐車地(16:40) 累積標高1570m 移動距離16km 行動時間8h50m

プロフィール 久しぶりに奥山谷を歩いてみた。記録を辿ると前回は15年前のことだが、奥山谷の印象は深く、記憶にしっかりと残っていた。ここ数年はヌタハラ林道を使ったアプローチや池木屋山からの縦走で立ち寄っていたが、桧塚のピークをふむ周回で最もいいのが奥山谷を絡めた周回だと思う。登山の醍醐味は「山と渓谷」で、この周回で満足できる。

  
蓮ダム        ウツギ

木屋谷川 万丈橋から登山道に入る。右岸のトラバース道で谷からの高さもあり、注意を要する。谷を覗くと所々で滝あり淵ありで、大変美しい谷だ。何度も立ち止まり、撮影に勤しむ。荒れた箇所もなん箇所かあるが、道型もはっきりしている。

    
木屋谷川           ギンラン

    
ガクウツギ

    

  
ギンリョウソウ

奥山谷 2,3カ所崩壊箇所があるが通行できる。渓谷美を楽しめる谷だ。最初は左岸を進むが、谷が浅くなる渡渉しながら進む。二股で右に進路をとり明神平へ上がる。

    
奥山谷出合

    
谷に咲くヤマツツジ

  
ヒメレンゲが花盛り

  
登るにつれ谷が浅くなり歩いていても涼しい

明神平 例日でも誰かはいると思ったが、誰もいなく拍子抜けした。風通しがよく、東屋で給食と思ったが体を冷やしそうだったので、風裏の日当たりの良いところに移動した。

  

  

明神岳 この辺りはコシアブラが所々に見られるが、樹高が高く手が出せない。周りの木が大きく育っているのでそれに負けじと背を伸ばしている。

  
コシアブラ        オオイタヤメイゲツ林

  
ブナ林が続く    シロヤシオ

桧塚奧峰 桧塚が近づいてくるとシロヤシオが現れてくる。鈴鹿ではすでに花のピークは過ぎているが、標高が1400mオーバーの台高ではこれからが見頃を迎える。桧塚にも誰も居なかったが、見下ろすと20人ほどの団体さんが、桧塚からアリの行列で下ってきた。マナコ谷ルートで降りたようだ。

  

  

桧塚 奥峰から桧塚の稜線ではシロヤシオが多い。花が満開の株やつぼみの株が混在している。配下状況を見ると来週辺りに満開になりそうだ。

  
桧塚           満開のシロヤシオ

    
シロヤシオ         桧塚山頂

  

  
シロヤシオと国見岳

マナコ谷登山道 帰路はマナコ谷登山道で下った。植林帯に入ると作業道が交錯していて引き込まれてしまい、結果としてはマナコ谷右岸尾根を下った。例に漏れず尾根の末端は急斜面だった。ザックには恒にロープとクライミングギアが入っているのでどこでも降りられるが、使うことはなかった。