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■伊吹北尾根2018年4月30日 No.1131
笹又から北尾根を往復
【登山者】隊長、うさぎ
【行程】笹又(7:55)〜静馬ケ原(9:50)〜P983〜P1149(11:00) 〜静馬ケ原〜笹又(13:20)

 

概要 久しぶりに北尾根を歩いた。花の多さと豊かさは、伊吹山から派生する尾根だからだと思う。イチリンソウ、ニリンソウ、ヤマブキソウ、イブキハタザオ、エンレイソウ、カタクリ、ヤマシャクヤク、ザゼンソウ、ヒメレンゲ、イカリソウ等が見られた。

笹又 鈴鹿からだと岐阜から回り込むようなアプローチになるので、思った以上に時間がかかる。花の多い尾根だが、アプローチがネックになっていて、足繁く通うわけにもいかず。このGWは遠征がなかったので、この機会にと数年ぶりに笹又から北尾根を歩いた。

  

駐車場まで2カ所、ゲートができていた。畑の獣害防止策でゲートが設置されたようだ。当然だが開けて通過したら閉める。駐車場に着くとすでに2台の車が駐まっていて、単独の男性が準備中だった。話をするとどうやら私の本を知っているようで、一緒に写真をとった。もう古くなったが「山の花旅 鈴鹿・伊吹」(山と渓谷社)だった。発刊されたのは2001年で、今から思うと随分古くなった。あの頃は本の取材で何度も伊吹に登った。

    
イチリンソウ        北尾根

登山道に入ると早速、イチリンソウが向けてくれた。群生しているところもあり、花は丁度見頃を迎えていた。早速撮影モードに入った。 広葉樹林をジグザグに登っていく。ヒトリシズカを見かけるがすでに花が終わっていた。セリ科の白い小さな花はどうやらシャクらしい。北尾根ではよく見かけるヤマブキソウが少しだけ咲いていた。以前来たときアhイカリソウを見かけたので、今回も探していたら一輪だけ見つけた。目的の花が見つかるとうれしい。

  
シャク

  
イチリンソウ     アケビ

  
ヤマブキソウ     マルバスミレ?

  
キケマン     イカリソウ

  
ウマノアシガタ        イチリンソウ

登るにつれいろいろな花が出てきて楽しい。ウマノアシガタ、ニリンソウ、ヤマルリソウ、カタクリ、フッキソウ写真を撮りながら登っているので時間ばかりが過ぎていった。

  
ヤマルリソウ     カタクリ

  
フッキソウ     ニリンソウ

やっと静馬ケ原に到着。ここでもお目当てはザゼンソウで、予定通り咲いていてくれた。色場染みだが形状に特徴があるので印象深い。

  
ルイヨウボタン     山シャクヤク

さて北尾根に入った。派手は花はないが、フッキソウ、イブキハタザオ、エンレイソウ、ヤマエンゴサクなどが花が見られた。鞍部にはカタクリが多かった記憶があるが、今回はそれほど多くなかった。多分もう少し季節が進むともう少し花が多いと思う。先ほど山シャクヤクのつぼみがあったので、期待が高まる。日当たりの良いところで開花が見られた。花が大きいの見応えがある。今年どもに山シャクヤクを見に行こうかと思っていたが、ここで見られたので満足できた。

  
オオイタヤメイゲツ    ザゼンソウ

  
ヤマエンゴサク      ヒメレンゲ

  
ヤマシャクヤク

  
ヤマブキソウ       ルイヨウボタン

  
オオカメノキ     ヤマシャクヤク

   
イブキハタザオ      カタクリ

  
カタクリ     ボタンネコノメソウ

  
ヤマネコノメソウ       ヤマエンゴサク

  
タチツボスミレ     ザゼンソウ

さて目的が達せられたのでそろそろ引き返すことにした。もう少し先まで行くとアマナが見られそうだがもう気持ち下山モードに入っている。P1149で昼食休憩し引き換えした。