■角田山(新潟) 2018年3月26日 No.1121 |
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| ページ1 | ページ2 | Summary 遠征はこれまでメジャーな山ばかりだったが、今回は少し趣向を変えて低山の花見に新潟に遠征した。目的はこの時期に花の時期を迎えるミスミソウで、現地では雪割草と呼ばれている。種類はオオミスミソウ、スハマソウ、ミスミソウが混在するようだが、まとめて「雪割草」となっているようだ。ミスミソウは日本海側の気候に適していて、鈴鹿北部の山でも見られるが、色の変化も少なく全体的に小ぶりで数も少ない。以前から色の変化が多いことは知識として持っていたが、実際に見てみると花の色は多様で全体的に大きく数も多かった。まるで別の花のように思えた。 角田岬コース 登山道はいくつもあるらしいが、ネット情報では岬ルートに登山者が多いらしい。海水浴場があって広大な駐車場があった。すでに10時近くなっていたので、駐車場には車があふれていた。岬には灯台がありルートは直ぐにわかった。早速出発。 岬からは尾根に沿ってグイグイと高度を上げていく。どの高度から花が現れるのは全くわからないが、ロケーションがいいので何度も振り返り海岸の地形や日本海を楽しむ。ヤブツバキがよく咲いていた。 岩場を過ぎ灌木帯に入るとミスミソウがあちらこちらで咲いていた。鈴鹿であミスミソウは小さく白色のものがほとんどだが、本場の日本海側では色は多様だ。オオミスミソウ、スハマソウなどが混在するようだが、この辺りでは「雪割草」と呼んでいる。赤、紫、白、中間色など、これほど多様に色が変化するのかと驚かされる。 途中からカタクリ、キクザキイチゲが混ざり登山道はフラワーロードになっていた。 12時過ぎに山頂に到着した。標高は500mに満たないが、海抜0mからなので、思ったより時間がかかった。もちろん、大半は花の撮影に時間を費やしたが。帰路は隣の尾根を下るつもりだったが、一本ルートを間違え宮前コースを下ったが、こちらも花は多かった。国道を歩いて岬に戻った。 宿泊は燕三条に出て、駅前のビジネスホテル(アパホテル)を利用した。素泊まりだと一人3500円ほどなのでリーズナブル。 | ページ1 | ページ2 | | |
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