■坂本谷(鈴鹿) 2018年3月18日 No.1118 |
|
Summary 坂本谷は以前、花の宝庫だったが、大きな災害後は花が激減した。もちろん登山道はなくなり、谷筋には不安定な土石がつもり歩きにくい。災害後も左岸尾根にはフクジュソウが多かったが、今は激減してしまった。しかし谷の上部は災害を免れていて、雪解けの後にフクジュソウが芽を出していた。 坂本谷 落葉樹林の落ち葉の中から、ネコノメソウ、バイケイソウ、マルミノウルシなど緑の葉が出始め、春の気配を感じられるようになってきた。この時期の森には初々しさがある。空気はまだまだひんやりとしているが、日差しには暖かさが感じられる。この谷を訪れるのは毎年この時期だ。 岩の苔が乗っているところはまだ、フクジュソウがたくさん咲いている。この花一種類だが、群生すると見応えがある。何度も立ち止まりシャッターを切った。 この時期の花はフクジュソウだけだが、群生するので見応えがある。 白瀬峠分岐 枝尾根を何カ所あるき、一般登山道の白瀬峠分岐に復帰した。登山道はやはり歩きやすく、約1時間で登山口に戻った。林道の終点にはミスミソウが咲いていた。山中では見なかったので、まだこれからだと思う。 木和田尾根ルートは以前、取り付きの谷の部分が倒木が散乱し大変歩きにくかったが、山腹に迂回路が造られ大変歩きやすくなっていた。このルートはもともと鉄塔巡視路だったが、坂本谷が崩壊し通行が不能となってからは一般登山道化し、よく歩かれるようになった経緯がある。最近では道標が整備され踏み跡がしっかりとしてきている。
| |
2018-3-18 Copyright (C) 2018 k.kanamaru. All Rights Reserved. |