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■藤原岳(鈴鹿) 2018年1月4日 No.1103
適度な積雪と樹氷、時々青空、冬の藤原岳を満喫した
【登山者】sskさん、隊長、うさぎ
大貝戸登山口(7:20)〜8合目(9:10)〜避難小屋(10:15)〜天狗岩(11:20)〜避難小屋(12:15)〜8合目(12:45)〜登山口(14:00) 累積登り1160m 歩行距離9km 行動時間6h3m

 


Summary 年明けから寒気が入って冬らしくなってきたが、山は連日吹雪になっている。移動性高気圧に入った今日が狙い目だが、南岸低気圧がくっついてきた。勝負は午前中で、天狗を撮るか展望丘を撮るかの二者択一だった。冬型の気圧配置は弱まったものの、山をかすめる雲が次々とやってくる。わずかな日差しを待って、良い構図を探すゆとりもなく何度もシャッターを切った。

大貝戸登山道 仕事始めだが、大貝戸の休憩所前の駐車場は賑わっていて。今日の天気は午前中が晴れ、それを期待し登山者が入山していった。登山休憩所には、山と渓谷社の萩原さんが昨年のこの時期に撮影した、山頂からの展望写真が展示されている。昨年の暮れ、萩原さんからいただいたパネルだ。NHKで使ったモノらしいが、大貝との休憩所にあってこそ価値がある。山岳連盟の居村さんにお願いして展示していただいた。

     

4合目を過ぎると20センチ程度の積雪になった。適度な新雪がかえって歩きやすくしている。スリップの心配もなくノーアイゼンで進んだ。5合目の手前に倒木があった。積雪で倒れたか、楢の木だった。早速、山岳連盟の居村さんに連絡し、整備していただくことになった。鈴鹿の人気山岳の一位が御在所岳で疑う余地はないが、第二位はおそらく藤原岳だと思う。整備されていると、初めて来る人でも安心だ。

  

さて8合目からは冬道だ。夏道にはロープが張られていて、目印などで冬道に導いている。積雪は1m近くなっているが、先行者のトレースに助けられ苦もなく高度を稼いだ。

  

避難小屋 山上に上がると青ぞrと雪原がまっていた。気温が低く、雪がいい状態でスノーハイクにうってつけだった。さて、山頂を狙うか天狗を狙うか、昼過ぎから天気が崩れるので、撮影の条件のいい方を充てたい。そこでまず、天狗までのスノーハイクを選択した。

  
避難小屋         藤原岳

  

  

  

稜線は北に行くほど積雪が増した。もちろん樹氷も育っている。トレースが少なかったのでワカンで進んだ。雲が次々と流れてくるので、日差しを町タイミングを日計らって撮影にいそしんだ。

    

天狗岩 素晴らしい冬景色だった。雪と青空、雲が織りなす情景は刻一刻と変化し、眺めていても飽きない。軽く食事して引き返すことにした。

  

  
天狗岩からの展望

  

天気は予報通り、雲が多くなってきた。避難小屋まで戻るとガスがかかり風も出てきて荒れ模様になってきた。冬の天気は崩れると急に厳しく感じるようになる。逃げるように下山した。

  
倒木が道を塞いでいた、4合目付近