ブナ清水　先行者の足跡を追う。根の平峠下のブナ清水分岐で足跡と別れる。先行者は峠を経由するようだ。我々はブナ清水から国見を目指すが、この積雪だと無理かもしれない。ここでワカンを装着。トレースは全くないが、一般道化されてからは目印テープがしっかりとしている。谷筋のルートなので風裏は積雪が50センチは越えていた。ブナ清水に10時に到着。歩き始めて2時間40分もかかっている。天気は晴れの予報だったが、だんだん風雪が強くなってきた。霧氷はしっかり成長し始めているが、ガスで青空が見えない。

キノコ岩　ブナ清水から約1時間でキノコ岩に到着した。霧氷はよくついていたが、風雪が激しく長居はできなかった。とりあえずピークは踏んでおきたいので、青岳まで進むことにした。

　　
キノコ岩

青岳　青岳までは来たものの風雪は収まらずガスで展望がない。もちろんトレースなどはなかった。国見までは指呼の間だが、軽く昼食を済ませ引き返すことにした。

2018年の初登りだったが、条件が整わず撮影ができなかったが、ワカンで歩くことに専念した山行だった。たっぷりと雪が供給されたので、しばらくは鈴鹿の山で楽しめそうだ。