船石第一スラブ 船石は第1,2,3スラブからなっていて、最もルートが長いのが第1スラブで、何本かのルートがある。どのルートも1ピッチ目が厳しい。ルートは多分、右ダイレクトだと思われる。1ピッチ目は正規ルートではなく途中から取り付くがどこを登っても1ピンまでが遠い。
終了点から見上げる2ピッチ目 1ピッチめ終了点
右ダイレクト1ピッチ目 変速だが1ピッチ目も5.10aくらいと思われる。このルートは何度もリードしているが、スラブからしばらく遠ざかっていたので1ピンをとるまでは緊張した。
右ダイレクト2ピッチ目 実質的な核心で、壁が立ってくるところを細かなホールドとカチで登る。弱点ばかり見ているとルートを外しどうにもいかなくなるので、基本ボルトに沿って登りたい。
右ダイレクト3ピッチ目 多分ここで中央ダイレクトと合流する。グレードは5.9だそうだが、傾斜が落ちてくるのでゆとりがでてくる。七里御浜や熊野灘の景観を背に、青空に向かっての登攀は実に気持ちがよい。
右ダイレクト4ピッチ目 さらに傾斜が落ちてノーハンドで登ることができる。樹林帯の手前に終了点があるが、ここで切らずに樹林帯までロープを伸ばすことができる。
第4ピッチ目
終了点から見る熊野灘
烏帽子岩 終了点から尾根伝いに十数分登ると烏帽子岩に到着する。
大蛇峯 新鹿湾
烏帽子岩にて
昼過ぎに駐車場に戻れたので、昼食に温かいうどんを食べることにした。そして、熊野の物産を買い出しにJAに立ち寄り、さらに、紀伊長島の卵卵でシュークリームを買い帰路についた。