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■鈴北岳・御池岳(鈴鹿)

〜秋の風景の撮影に一般道を歩く〜
【日時】 2017年10月8日18日15日No.1083
【メンバー】体長
【行程】
鞍掛峠登山口(8:15)〜鞍掛峠(8:40)〜P1056(9:30)〜鈴北岳1182m(10:00)〜元池(10:20)〜御池岳1247m(11:20)〜真の谷(11:45)〜カタクリ峠(12:20)〜長命水(12:30)〜コグルミ谷登山口(13:10)〜駐車地(13:35) 行動時間5時間20分、累積標高910m、歩行距離9.3km

 


プロローグ 秋雨前線の影響で雨の日が続いていたが、前線が少し離れてくれたおかげで、少しだけ晴れ間が覗く天気になった。間髪入れずに御池岳に向かった。これからの季節は、鈴鹿や台高の秋の風景写真撮影のチャンスだ。期間は短く駆け足で回る予定だが、前線がしばらくは動いてくれそうもない。御池の山頂付近は、紅葉にはまだ少し早いが、晴れ間のチャンスは逃したくなかった。
それから今回は、新調したカメラレンズの試写も兼ねている。OLYMPUS : M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO レンズで、発売されて時から気になっていたレンズ。ネットの評価は何度も見ているが、かなり期待できそうなレンズ。標準ズームと望遠ズームを使い分けていたが、この二本を1本にまとめたようなレンズ。まとめると普通、能力は落ちるが、このレンズはそうではない。もちろん値段と重量は増すが、山岳撮影には重宝するレンズだ。フィールドでのレンズ交換は御法度で、いつもカメラに台を持ち歩いていた。これに花の撮影をするときは3台になる。 今回ボディーはオリンパスPENFを使用。さて評価はどうでしょうか?

アプローチ どこから入山するか迷ったが、今日は長命水を持って帰るミッションがあったので、コグルミ谷を下山に使うことにした。平日だがすでにコグルミ谷登山口周辺の空き地には登山者の車が駐まっていた。タテ谷からの入山も考えたが、樹林より展望を選択したので、いつも通り鞍掛峠を経由することにした。登山口には何台か車が駐まっていたが、どうやら鉄塔の保守作業の車のようで、何人かが作業の準備をしていた。

    
ナギナタコウジュ                      シロモジ


 ガマズミ

鞍掛峠 まずは鞍掛け峠まであがり尾根道を進む。母色づき始めているが落葉も多い。シロモジなど色づく前に落葉している。秋雨前線で天候が良くなかったからだろうか。秋の落葉樹林あるきは清々しくて気持ちがいい。以前は背丈を越すイブキ笹が生い茂り、見通しがきかず、どこを歩いているかわからなかったが、井アmは笹が消え見通しがきくようになった。

   

   

   
鈴北岳    シロヨメナ

   
鈴北     シソ科イヌコウジュ属?

鈴北岳 1時間強で山頂に到着した。青空が広がり空気が澄んで見通しがきいている。白山、北アルプス、乗鞍岳、御岳までよく見えた。風もなく穏やかだ。越をおろしおにぎりをほおばりながら展望を楽しんだ。しかし肝心の山頂付近の風景は、紅葉がまだそれほど進んでいなくてぱっとしない。1週間くらい時期が早いだろうとは思っていが、篆刻を選ばないといい写真は撮れない。

   
鈴北岳

   
霊仙山   伊吹山

元池 に立ち寄り、御池岳に向かった。

   
元池   カワチブシ

   
鈴北岳    オオイタヤメイゲツ落葉

   
オオイタヤメイゲツ林

   
紅葉した樹林          マユミ

   
カワチブシの咲き残り

   
マユミ

   
御池岳    ボタンブチ

   
テーブルランド        ウリハダカエデ

   
真の谷      ハウチワカエデ

オオウラジロノキの実は、登山道に落ちていて気がつき、毎年この時期鈴鹿の山はよく見かける。尾根スジが多いようで、御池ではいつもカタクリ峠から真の谷へ向かう途中で見かける。 バラ科リンゴ属で見かけはリンゴに似ているし、かじるとかなり渋いがリンゴ系に思える。写真のシラキは、紅葉するとかなり鮮やかでよく目につくが、まだ色が鮮やかになるのはもう少し先だ。

   
オオウラジロノキの実     シラキ

御池岳はシマリスが多い山で、いつも真の谷やコグルミ谷で見かける。今日は見なかったなと思い、長命水を過ぎると出てきました。

    
コグルミ谷のシマリス


コグルミ谷のシマリス



 

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