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■御在所岳藤内小屋の夜(鈴鹿)

〜ガイドブック完成慰労会〜
【日時】 2017年10月8日14日15日No.1082
【メンバー】西山、金丸、内田、辻、田端5人
【行程】
14日中道〜おばれ岩〜地蔵岩〜立岩〜砦岩〜藤内小屋
15日 藤内小屋〜裏道登山口

 


秋雨前線の影響で天気予報は朝から良くなかった。急ぐこともないと思って、昼前に家を出た。低山徘徊にはいい季節だが、天気が悪く登山者は出渋ったようで、登山口周辺の駐車場は空きが目立った。今日は藤内小屋までだが、せっかく来たのだから少し歩こうと思い、蒼滝トンネル西側に駐車し中道に向かって歩いていると、西山さん(分県登山ガイド愛知県担当、NHKウィークエンド中部ゆるやま愛知県担当、私は三重県担当)が車で下ってみえた。朝から鎌ケ岳に登り、温泉で汗を流してから藤内小屋に入る予定とのこと。それえは後ほど、ということで自分は中道から入り、立岩あたりから藤内小屋に降りるつもりで入山した。
気温は低いが湿気があって、直ぐに汗が噴き出してきた。さすがに今日は天気が悪いので登山者はまばらだ。ましてやこの時間から登る人は少ない。おばれ岩を過ぎると岩場のヤシオが少し色付き始めていた。いよいよこれからが本番だ。担当山域を一気に撮影しておかないといけないな、と思いながら地蔵岩までのぼり、裏側に回って撮影した。まだ紅葉には早いが秋の雰囲気が感じられ始めた。立岩は直ぐその上で、一般道からは外れる。砦岩のクライミングするときよく使う、クライマー御用達のルートだが、最近ではバリルートとして楽しむ人が増えてきている。立岩で遅い昼食にした。新米のおにぎりが美味しい。久しぶりにカップ麺でも食べようかと持参したが水を実ってくるのを忘れた。 小休止後、砦岩からバリルートで藤内小屋に降りた。西山さんはすでに到着していた。今日は大勢の泊まり客があるが、みなさんモンベル小屋だったので、小屋の方はわれわれともうひと組あるだけだった。とりあえず西山さんと取材のことやら山談義に興じる。そうこうしているうちに内田さんが到着。前後して田端さん辻さんがやってきて賑やかになってきた。夕食後は神谷さん(小屋のご主人)や、常連さんが入れ替わり立ち替わりで、ワインを飲みながら夜が更けていった。
雨は夜半から降り続き、朝になっても雨は止まなかった。みんなで国見尾根でも登ろうかと思ったが、出鼻をくじかれ朝から下山することにした。雨に濡れたモミジハグマ、アケボノソウ、ダイモンジソウ、ノコンギクがきれいだった。

西山さんのブログ 「小屋番の山日記

    
おばれ岩     展望

    
地蔵岩

    
地蔵岩       コモノギク

       

    
砦岩         コウヤボウキ

   
アケボノソウ    ノコンギク


ダイモンジソウ



 

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