■御池岳、鈴北岳(鈴鹿)〜秋の花を探しに御池岳へ〜 |
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| ページ1 | ページ2| プロローグ先週の藤原岳は秋の花が不発に終わったので、御池岳でリベンジ。山上台地は爽やかな風が吹いていた。多分、シカの食害だろうが、秋の花が随分少なくなっていた。アケボノソウ、カワチブシ、シロヨメナ、アキノキリンソウ、ヤマジノホトトギス、カリガネソウ、カワチブシ、ミツバフウロなど、数は少なかったが、秋の花で鈴鹿を満喫できた。 アプローチ 夏の低山は暑いので早朝発を心がけているが少し出発が遅れ、鞍掛け峠には7時過ぎの到着になった。周辺にはすでに十数台の車が駐まっていた。国道の通行止めはまだ解除されず、トンネルでkeep out。車を駐車しコグルミ谷登山口まで降りた。 コグルミ谷 今年も局所的な豪雨があったが、コグルミ谷に荒れはなかった。谷は秋の風が流れ清々しい。災害で道場が流され秋の草本は見当たらない。以前は登山口にフシグロセンノウが咲いていたのだが。 6月に来たときは埋もれていた長命水だが、掘り起こされ美味しい水が湧いていた。長命水で一休み、ここの水は美味しい。さてカタクリ峠までもうひと登り。 カタクリ峠 秋の風が通るカタクリ峠は休憩に最適。もう栗やオオウラジロノキの実が落ち始めている。山はすでに秋が始まっているようだ。山路のホトトギスがひと株咲いていた。 真の谷に降りるとシマリスが賑やかに駆けまわりこちらの様子をうかがっていた。望遠レンズは持ってこなかったので、花撮影用のマクロレンズでなんとか捉えた。 真の谷からはもうひと頑張りで山頂だ。バイケイソウも今年は少なかったようだ。昨年の咲きっぷりがあまりにもよかったので、少なくとも今年はお休みの年だ。あちらこちらでグルミの実が落ちていた。きっとシマリスを養っているのだろう。 山頂が近づくと青空が開けてきた。空の青さと雲とのコントラスが秋を演出していた。暑くもなく寒くもなく、心地よい風が吹き抜ける。木陰に腰を下ろして一休み。この時期はカワチブシの群生がよく見られたが、ここ数年激減している。おそらく鹿の食害だろう。トリカブトは毒草だが、ふぐと一緒で、毒のないところを知っているのか。山頂にウバユリがひと株、花芽を膨らませていた。奥の平に保護用の柵があるが、その中に井はカワチブシが咲いていた。それから、イブキザサが生え始めていた。保護をすると元の植生に戻るようだ。 アケボノソウも秋を代表する花で、御池に限らずこの時期に山で見かける花だ。 花弁の模様が特徴的なリンドウ科の花だ。 作成中です。。。 | ページ1 | ページ2|
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2017-8-27Copyright (C) 2017 k.kanamaru. All Rights Reserved. |