最新情報  レポート  登山  バリエーション  ブログ  プロフィール

■御在所岳前尾根(鈴鹿)

 〜池小屋山から桧塚への縦走〜
【日時】2017年4月24日
【行程】裏登山道登山口(8:30)〜藤内木屋(9:00)〜藤内沢出合(9:30)〜前尾根P7(10:10)〜P2やぐら(14:30) 〜山上のレストラン(15:10)〜中道〜地蔵岩(16:30)〜登山口(17:00)〜アクアイグニス
【メンバ】nagasima、隊長、うさぎ【天気】曇り  【レポート番号】1035

 


プロローグ アルパインを目指すならまずは前尾根。グレードこそ低いが、変化があって登攀自体も面白い。10ピッチ以上になるロングルートで、クライミングシステムを身につけるのに都合のよりルートだ。そして、ここの売りはロケーションの良さ。藤内壁の全容を把握できる。大きな崩れはなさそうな天気予報だったが、寒気が入っているのが気がかりだった。

前尾根 裏道登山道を入ると雨粒があたりだした。鬼が牙への転身が頭をよぎるが、天気予報を信じ取り付きまで行ってみることにした。平日だし、天気もはっきりとしないので入山者は少なかった。羽目尾根に田のパーティーは入っていなかった。

    
藤内小屋            小屋前の桜

P7  1ピッチ目 壁が濡れていたらP7は省略しようと思ったが、なんとな登れそうだ。Nさんはクライミング2度目。前回は城ヶ崎で苦戦したが、前尾根はグレード的にはかなり登りやすいと思う。今日は、登攀技術よりも、A0を使ってでもトップアウトすることが目標。そのためには手段を選ばない。

    

P7  2ピッチ目 X P7の核心は2ピッチのカンテへの乗り込み。カンテに上がると視界が開け、気持ちにも高揚感がある。

        

P6  W  クラック、フェイス、チムニーと多彩にどこからでも登れるが、もちろん、ここはノーマルのリッジでいく。問題なくクリアできた。

      

P4 藤内沢側滑り台 X さてP4だが、凹角ルートは易しすぎるので滑り台に回り込む。クラックからフェイスクライミングと高度感のある面白いルートだ。

    

    

     

      
出だしはクラック


上部のフェイスは高度感がある

P3 コンテでも行けるピッチ。

        

P2 W 最後はやはり、やぐらの登攀が面白い。そして懸垂下降の練習。


懸垂下降の練習

    
そして最後は名物のカレーうどん

風が強く寒かったが、なんとか最後まで天気が持ちこたえてくれた。レストランに入り名物のカレーうどんで暖まった。

中道下山  山上ではIZANAGIシンセサイザーライブon御在所岳!が行われていた。帰路は、巨岩巨石を楽しみながら中道を下った。

    

 


 

2017-4-26 Copyright (C) 2017 k.kanamaru. All Rights Reserved.