■海金剛(雲見@西伊豆) | |
〜海金剛のマルチといえばやはりスーパーレイン〜 No.1014 |
|
【行程】民宿「萬吉屋」〜雲見夕陽と潮騒の岬オートキャンプ場(7:00)〜スーパーレイン取付(8:00)〜1ピッチ目(8:20)〜6ピッチ目(13:00)〜懸垂下降(14:00)〜駐車場(15:00)〜三島で夕食〜鈴鹿(21:30) |
|
| ページ1 | ページ2 | プロローグ 伊豆遠征の二日目は海金剛。冬場のマルチの定番で、今回が5回目になった。登攀自体も面白いが、それ以上にロケーションが素晴らしい。午前中は曇りで風も強くあまりいい条件ではなかったが、それを上回る内容の良さがあり、充実感が得られた。 アプローチ 6九時過ぎに民宿を出て駐車場に入るも開門は7時とのこと。無理をいって入れてもらい、車泊のしんくんと合流。寒気が少し入っているようで、ハッキリとしない天候だった。岩場へのアプローチは1時間かかる。懸垂で海岸に降り岩場に向かった。フィックスが何本もたれていて、人気ルートであることがうかがえる。 予定通りの時間に取り付きに到着した。先行するパーティーはいないので、自分たちのペースで登れそうだ。今回は5人で、しんくんとよねじまさんがリート。 1ピッチ目 5.7 樹林からのスタートで陰鬱な感じがするが、10mも上がると明るくなってくる。クラックや木立でプロテクションをとり、トラバースの手前でピッチを切った。 2ピッチ目 5.8 初見だとルートに戸惑うが、トラバースしかルートはない。最初はクラックを登りすぎて上部でのトラバースに戸惑う。やはりしんくんも登りすぎてしまった。ギアの回収があるのでクライムダウンができず、慎重にトラバースした。 3ピッチ目 5.7〜5.10a 2ピッチ目の終了点からは、ブッシュのバンドを20m移動すると3ピッチ目の取り付き。さてここから本番となる。3ピッチ目もやはりクラックに沿って登っていく。最初はグレード5.7のハンドサイズのクラックで気持ちよく離陸できるが、中間バンドから右上するクラックが核心となる。グレードは5.10a。フレーク状のクラックはレイバック気味で行けるがその上がフィンガーサイズで、指の入るところは限られている。ここが核心だと思う。 | ページ1 | ページ2 | |
|
2017-1-22 Copyright (C) 2017 k.kanamaru. All Rights Reserved. |