最新情報  レポート  登山  バリエーション  ブログ  プロフィール

■鬼が牙(石水渓谷鈴鹿山系)
〜鬼が牙でレスキューの練習とクライミング〜  No.999 
日時:2016年11月12日 参加者:隊長、うさぎ

(10:00)鬼が牙(14:30)

 


プロローグ 来週の三つ峠レスキュー訓練に備えて鬼が牙で予習。避難訓練と同じで定期的にやってないと、いざといいうときに行動できない。基本的な原理さえ解っていれば、あとはその場に応じてアレンジすればいいのだが。冬型の気圧配置で先週は寒くなったが、この週末はぽかぽか陽気。

レスキュー 岩場に入ると2人組がいた。どうやら緩い傾斜で、基本的な練習をするらしい。午後からはレスキューもしているようだった。


鬼が牙

   
ツワブキ            リュウノウギク

さて、レスキューは、仮固定、荷重移動、登り返し、懸垂のコブ通過、カウンターラッペルを1時間で復習した。レスキューの教本を見ると、色々とやり方はあるようだが、具体的な方法をいくら覚えても、人間は使わないことはすぐに忘れてします。レスキューは普段、ほとんど使わないが、基本原理は普段でも知っておくといろいろと応用できる。

   

さて、一通りレス級の基本を確認できたので、残った時間をフリークライミングに充てた。まずは中央のマルチルートを3ピッチ登った。ルートに名前が付けてないので説明が不便だ。中央のスラブは横断バンドまでが何処でも登ることができる。ボルトも最近では講習会で使うので数が増えてきた。何処も同じようなもので、ルートを作っても余り特徴がない。鬼が牙の簡単なスラブなので、鬼はデーモン、簡単はイージーということか。

さて横断バンドまでは簡単だが、2ピッチ目からはイージーではなくなる。最初の数mは壁が立っていて、肝心なところでスタンスとホールドがないので、A0もしくわA1で登っている。一段あがると傾斜は緩むが、5.9くらいのスラブ、フェイスになる。そこそこ楽しめる。3ピッチ目はルートによっては簡単だが、5.9位の核心を通過するようにボルトを打ってある。4ピッチ目も同じよう。しかし今日は時間がないので、3ピッチ目で切り上げた。

   

さて、午後からは左のスラブで課題に挑戦。左のライン(らんらん)はリードで1テンションしたが、2度目は難なくクリア。どうもレイバックでいくと難しくなってしまうようだグレードは5.10aくらいかな。右のラインは、カチがかけてから大変むずくなった。先週は登れたが、今日は登れなかった。右のカンテに逃れると登れるが、ボルトのラインはむずかしい。さて、こんごどうするか?

   
難しいライン

夕方から予定が入っていたので、14時過ぎに切り上げた。


 

2016-11-12 Copyright (C) 2016 k.kanamaru. All Rights Reserved.