紅葉がぱっとしないときは、蒸篭ぐらのクライミングに切り替える準備はしてきたが、ガスが深くその気にはなれなかった。朝食後少し待ってみたが、天候は下り坂のようだ。このまま帰るのももったいないので、尾鷲道を少し歩くことにした。
              
       
              シオカラ谷           イワダレゴケ
              
    
              イタヤカエデ          セイタカスギゴケ
              尾鷲辻まで歩くが、負傷した足首が痛い。一晩休めば良くなるだろうと思ったが、状況は昨日と変わらない。こんな日に限って、炎症止めの薬を忘れてきた。この状態ではマブシ嶺は到底無理。堂倉あたりまでいって引き返すことにした。ブナは色づき始めていたが、オオイタヤメイゲツは色づくまえに葉が枯れ始めている。イタヤカエデも葉を半分くらい落としているが色がなかった。ナナカマドの葉も半分ほど枯れていた。やはり今年は良くないね。カマツカ、ガマズミ、ナナカマドが赤い実をたくさんつけていた。
              
        
              ブナ                 ミヤマシキミ
              
    
              カマツカ             ブナ林
              
    
              カマツカ             ミズナラ
              
    
              
    
              ガマズミ          キリシマゴケ
              
              ブナ
              
    
              ナナカマド           モミジ
              駐車場に引き返すとまだ9時半だ。帰りに曽爾高原によることにしよう。